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2013年9月5日(木)

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  • オバマ政権は9月4日、シリアへの軍事介入に関する議会承認への最初のハードルを乗り越えました。米上院外交委員会がシリア空爆を認める決議案を10対7で可決したのです。下院での決議反対派の先頭に立つ民主党のアラン・グレイソン下院議員に話を聞きます。グレイソン議員は「シリア攻撃反対」サイト「Don’tAttackSyria.com」を開設し、議会にシリア攻撃を承認しないよう呼びかける嘆願書への署名を集めています。「世界でなにか悪いことが起れば、米国は必ず空爆を行うべきだという考え方には、非常に不安を覚えます」とグレイソン議員は言います。「オバマ大統領はかつて、このような考え方を批判したのに、今では受け入れてしまっている。米国が単独で行動を起こし、アサド政権を懲らしめる責任は全くありません」

  • ワシントンと世界各地で、シリアに対しどのような行動をとるべきかの議論がつづいています。
    今日は米議会が武力行使を承認すべきかについて見解の異なる、シリアの反政府派活動家2人に話を聞きます。ロンドンから参加のシリアの政治的敵対勢力「新たなシリア国家への潮流の構築」(Building the Syrian State Current)グループのリム・トゥルクマニは、米国はシリアがこの危機を外交的に解決することを援助する「歴史的チャンス」に直面していると語ります。「米国がこの危機に対して武力行使すれば、政治的には失敗ということになります」と彼女は言います。「ダマスカス人権問題研究センター」(Damascus Center for Human Rights Studies)理事で、反体制派の「シリア国民評議会」(Syrian National Council)の外交問題担当部長を務めたこともあるラドワン・ジアデは、シリアに対し軍事介入以外の選択肢はありえず、その場合、米国の参加が決定的だと主張します。「軍事介入以外の選択肢はありません」とジアデは言います。「実現しなければ、アサド大統領はこの殺戮をつづけるでしょう」

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