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2013年8月5日(月)

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  • ちょうど2か月前、英紙ガーディアンのグレン・グリーンウォルドは、国家安全保障局(NSA)に数百万件の米市民の電話履歴を提出するようベライゾン・コミュニケーションズに命じる秘密の裁判命令が出ていたことを暴く最初の記事を発表しました。それ以来、ガーディアンは内部告発者エドワード・スノーデンが流出させた文書に基づき、NSAの巨大な監視に関する多くの記事を発表しました。先週、スノーデンはロシア政府から1年間の一時亡命を認められました。本日は、グレン・グリーンウォルドに話を聞きます。「彼と話をしました。彼はとても元気にしています。彼は、ある意味どこの国でもないような空港から出られないという極めて緊迫した状況が解決したということにとても喜んでいました。これで彼は向こう1年間、米政府による迫害から安全な状態、あるいは少なくとも比較的安全な状態でいられます。彼は、私が彼と話す時はいつも、自分の置かれた状況よりも、プライバシーや監視システム、インターネットの自由について彼が米国内外で巻き起こした極めて異例な議論について会話することに関心を持っています」とグリーンウォルドは語ります。チリの経済学者マンフレッド・マックスニーフにも、スノーデンについて話を聞きました。

  • オバマ政権は、過激派の脅威の恐れがあるとして、北アフリカと中東の19の在外公館を1週間閉鎖することを発表しました。4日、上院情報委員会のサクスビー・チャンブリス副委員長(共和党)は、国家安全保障局(NSA)によって収集された情報に基づいて大使館閉鎖を決定したと発表しました。「もしこのようなプログラムがなかったら、悪党のことを盗聴できなかっただろう」とチャンブリス議員は、英紙ガーディアンのグレン・グリーンウォルドによって暴露された全米市民に広がる監視に関しての加熱する議論に直接言及しました。「世界中の全ての政府と同様、米政府が、テロ攻撃を計画しているという意味で米国に実際の脅威を及ぼしている人びとの会話を盗聴、監視する責務があるということに、疑問を持ったり論争をしかけた人は誰もいません」とグリーンウォルドは話します。グリーンウォルドは、彼が記事にした内部告発者エドワード・スノーデンによる最近の暴露について振れ、「私たちは、米国でずっと以前から続いてきた過度の監視の危険性をめぐる議論で、まさに最も集中して持続した議論のただ中にいます。そこに突然、アルカイダを弱体化させることに成功してきたと2年間にわたって主張してきた政権が、世界中の大使館、領事館を閉鎖するような大規模な脅威があると判断したのです。……問題になっているのは、世界中や米国内のテロに全く関係ない人たちの何十億ものメールや電話を毎日チェックししていることです」と述べます。また、グリーンウォルドは、NSAのインターネットの追跡プログラム「エックス・キースコア」や、ロイターが報道した麻薬取締局の米市民監視、米軍内部告発者ブラッドリー・マニングの有罪評決についても話しました。

  • イランで4日、任期を務めたマフムード・アフマディネジャド前大統領に代わってハサン・ロウハニが 新大統領に宣誓就任しました。専門家の言う「融和的演説」で、ロウハニは米国との関係改善と国際社会による制裁の解除を呼びかけました。彼が就任する3日前、米下院は石油輸出を中心としたこれまでで最も厳しい対イラン制裁を可決しました。全米イラン系米国人協会(National Iranian American Council)の創設者で代表のトリタ・パルシに話を聞きます。「過去に外交で成功を収め、世界に多少の希望を与えた新大統領の就任の3日前に米議会が制裁を可決することは……米議会に和解の意図が全くなく、むしろ対立の意図があることだけを示唆しています」とパルシは語ります。

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