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2013年7月26日(金)

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  • 解任された後、身柄を拘束され隔離状態におかれているモハンマド・モルシ大統領の近況が初めて伝えられました。エジプトの国営放送によると、モルシ氏に対しては15日間の勾留を認める逮捕状が出ています。裁判所が現在捜査しているのは、2011年のムバラク政権打倒の民衆蜂起に際して、政治犯として獄中にあったモルシ氏がパレスチナの政治組織ハマスと手を結んで脱獄をはかったという容疑です。このニュースが報じられたときにはちょうど、エジプトを二分する政治勢力がそれぞれに大規模抗議行動を予定していました。アブドゥルファッターフ・アッ=シーシ陸軍参謀長が一般民衆に対し、ムスリム同胞団の支持者たちによる「暴力と潜在的テロリズム」の摘発に支持を求めたことへの抗議です。「(モルシへの)嫌疑を利用して、ムバラク大l統領の時代から革命期にかけて警察がおかした犯罪を覆い隠そうとしているのです」とカイロから中継のデモクラシー・ナウ!特派員シャリフ・アブゥル・クドゥースは言います。

  • トレイボン・マーティン殺害事件でジョージ・ジマーマン被告に無罪判決を下した陪審員は全員が女性でした。そのうち唯一の非白人だった女性が裁判後初めてインタビューに応じ、裁判結果に対する苦悩を明かしました。彼女は8人の子供を持つプエルトリコ系の36歳の母親で、ABCのインタビューに答えて、ジマーマンはトレイボン・マーティンを殺害したが「殺人罪を免れた」と信じている、トレイボンの母親の嘆きが自分にもわかると語りました。彼女はファーストネームの「マディ」しか明かしていません。自分が「無罪」評決を投じた理由は、「スタンド・ユア・グラウンド」(正当防衛)法が、自分の心を裏切ってジマーマンを有罪と知りながら無罪放免することを余儀なくさせたからだと述べました。憲法、刑法、人権法が専門でジマーマン裁判に注目してきたシーマ・アイヤー弁護士は、「陪審員が『私は最後まで戦った』と語るのを聞くのは弁護士としてつらいことです。でも彼女は最後まで戦ってはいません──彼女が最後まで戦っていたら、裁判は評決不能でやり直しとなっていたはずです」と言います。

  • フロリダ州では、夫の虐待に対し「警告のために」発砲したとの主張を崩さず20年の禁固刑に服している、3人の子供の母親マリッサ・アレグザンダーの釈放を求める声が強まっています。アレグザンダーを起訴したのはアンジェラ・コーリー検事、あのジョージ・ジマーマンの事件を監督した検察官その人です。マリッサ・アレグザンダーは、夫の側の壁に発砲したのは身を守るためだったと主張しており、弁護方針の根拠はフロリダ州の「スタンド・ユア・グラウンド」(正当防衛)法でした。 しかし2012年3月、陪審団はわずか12分間の評議で彼女を有罪と評決しました。南部の住民組織の連合体がフロリダで「威厳のための行進」を計画しています。アレグザンダーが有罪となったジャクソンビルから、トレイボン・マーティンの追悼集会が27日土曜日に計画されているサンフォードまで、歩こうという企画です。この行進のコーディネーターの1人であるアリタ・アルストン=トゥーレに話を聞きます。彼女は刑務所のアレグザンダーに面会に出向く一方、コーリーの辞任を求めています。

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