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2013年7月24日(水)

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  • 国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンが1カ月以上留まっていたモスクワの空港から外へ出る許可を与えられました。スノーデンはオバマ政権が彼のパスポートを無効にしたため、亡命受け入れを表明したラテンアメリカ諸国に向かうことができず、先週ロシアへの一時的亡命を申請していました。ロシア当局はスノーデンの亡命審査をする間、彼に仮入国の許可を与えました。この審査手続きは最長で3カ月ほどかかる予定です。今日は内部告発者たちの特集を一時間放送します。最初は、スノーデンが6月に機密を暴露した際に発表されたインタビューの抜粋です。彼はそのインタビューの中で、自分がNSAによる米国内および世界の電話やインターネット・データの令状なしの監視を暴露した本人だと明かしたのです。

  • 41年前、ビーコン・プレスはペンタゴン・ペーパーズ(ベトナム戦争に関する国防総省の機密文書)の全文を出版した件で米政府から訴えられ最高裁で敗訴しました。1971年6月にニューヨーク・タイムズがこの最高機密の文書の抜粋を掲載した経緯はよく知られていますが、ユニテリアン・ユニバーサリスト協会傘下の零細非営利出版社であるビーコン・プレスが、米国がベトナム戦争へ関与するまでの歴史の真相を暴露した7000ページの文書すべてを出版した経緯については、ほとんど知られていません。その出版により、ビーコン・プレスは2年半に及ぶ嫌がらせや恫喝の嵐に巻き込まれ、破綻寸前に追い込まれ刑事告発される可能性もありました。これはまとまった形ではほとんど語られてこなかった話です。エイミー・グッドマンは2007年にオレゴン州ポートランドでユニテリアン・ユニバーサリストが主催した会議で「ペンタゴン・ペーパーズおよびその出版を記念し、今日におけるその意味するところを語る」イベントで司会を努めました。本日は、その嵐の中心にいた3人が、そのイベントで直接語った話しを放送します。まずはペンタゴン・ペーパーズをニューヨーク・タイムズ紙に漏洩した、国防総省およびランド研究所の元分析官で名だたる内部告発者ダニエル・エルズバーグその人。そして元アラスカ州選出上院議員で大統領候補でもあったマイク・グラベル。彼は入手したペンタゴン・ペーパーズをいかにして下院小委員会の公式記録に載せ、それらをビーコン・プレスに持ち込んだかという劇的な物語を明かします。最後はユニテリアン・ユニバーサリスト協会の元会長ロバート・ウエストです。ヘンリー・キッシンジャーがかつて「世界で最も危険な男」と呼んだエルズバーグの話から始めましょう。

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