エドワード・スノーデンの新たに公開されたインタビューは、6月のあたまに彼が正体を明かす前に収録されたものですが、その中でスノーデンは、米国が世界をいかに監視しているかを暴露することに自らの人生をささげた理由を語っています。スノーデンは、彼の内部告発によって明らかになる最大の新事実は、国家安全保障局(NSA)が海外の通信だけを標的にしていると主張しているにもかかわらず、実際は米国を出入りする全ての通信を収集していることだと思うと述べています。スノーデンはさらに、米国の敵をほう助したとして米政府が彼を悪者扱いし非難するであろうことを予測しています。ジャーナリストのローラ・ポイトラスがこのインタビューの模様を撮影し、ガーディアン紙のコラムニスト、グレン・グリーンウォルドが質問をしました。「米国は根本的には良い国です」と、スノーデンは言います。「米国には正しいことを行おうとする、良い価値観を持った善良な人々がいます。しかし、今存在している権力構造は、全ての人々の自由を犠牲にして、自らの可能性を拡大するという自らの目的にために動いているのです。」
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています