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2013年6月24日(月)

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  • 国家安全保障局(NSA)の暴露をしたエドワード・スノーデンを取り巻く世界中の謎は、スノーデンが搭乗予定だったモスクワ発ハバナ行きの24日の便に乗らなかったことを受けて、深まるばかりです。スノーデンは香港へ逃亡したあと、23日にモスクワに到着したとみられています。政府所有物を盗み、国防情報について無断で会話し、無認可の人物に機密情報を故意に漏洩したとしてスパイの罪でスノーデンを訴追したことを米政府が公的に明らかにした数日後にこの動きがありました。「スノーデンが国の安全を脅かしたという考えは本当におかしいです。我々の発表した記事を見れば、我々が伝えたのは、米政府がテロリストでもなく中国政府でもなく、米国民を手当たりしだいにスパイしていたということだけです」とNSAによる監視問題を公にした英紙ガーディアンのコラムニスト、グレン・グリーンウォルドは話します。

  • 内部告発サイトのウィキリークスは、NSA内部告発者のエドワード・スノーデンの香港出国と、エクアドルへの政治亡命の申請において中心的な役割を果たしたとされています。ウィキリークス活動家のサラ・ハリソンは、香港発モスクワ行きの便でスノーデンに同行したとされています。ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、去年エクアドルから政治亡命を認められたウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジは、「スノーデンは我々の専門技術と支援を求めました。我々は、(ウィキリークスの)組織と出版能力を守るために、とても似たような法的、外交的、地政学的な困難を経験しました」と述べています。また、ウィキリークスとジュリアン・アサンジの弁護士を務めるマイケル・ラトナーは「米国はスノーデンが移動できないようパスポートを奪い取っただけでなく、『彼を我々に戻せ。入国させるな。でないと大変なことになる』と言って他国に嫌がらせをしようとしています。ですが、これらの行為はどれも合法ではないのです。ただ大国が、小国や、中国であれロシアであれ自分たちが脅したい相手を叩きのめしているのです。ここで本当に大事なことは、一部の国が米国に積極的に立ち向かおうとしていることです。エクアドルはそのうちの1つのようです」と述べ、エクアドルが政府に立ち向かっていることを称賛しました。

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