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2013年6月21日(金)

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  • 新たな資料からFBIが過去20年、同局捜査官による全ての発砲事件を問題なしとしていたことが明かされました。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、93年から現在までに、FBIの発砲による70名の死亡と、80名の負傷はすべて正当な行為だったと判定されています。意図的とみられる警察官の発砲は289件ありましたが、書面による戒告5件を除けば、捜査官が懲戒処分を受けることはありませんでした。FBIが被害者に訴えられて和解金100万ドル以上を支払った場合でさえも、局内の調査報告では発砲した捜査官に落ち度は無かったとしています。FBIの責任の取り方については、5月のフロリダ州オーランドで捜査官がイブラギム・ トダシェフ容疑者を尋問中、射殺した事件以来、問題が再浮上しています。報道ではトダシェフ容疑者は武装していなかったとされています。この記事の共同執筆者、ピュリッツァー賞に輝くニューヨーク・タイムズ紙のチャーリー・サベジ記者に話を聞きます。

  • FBIは今週、米国内の監視活動に無人機を使用していることを認めました。FBIのロバート・モラー長官は、無人機の使用は「非常に稀」だとしながらも、プライバシー保護のための規定はまだ完成していないと認めました。一方、最近リークされた国家安全保障局(NSA)の機密資料によれば、外国諜報活動監視裁判所[外国諜報活動監視法(FISA)に基づいて捜査機関の監視請求に応じて令状を出すかどうか決める]は、NSAによる米市民の個人データの収集と使用を「最低限に抑える」どころか、むしろNSAに広範囲の自由裁量を与えるような判断を下してきたと、6月20日に英ガーディアン紙は報じています。米国内の監視活動を巡る最新の問題について、全米法律家ギルド理事長で、近日発売のSpying on Democracy: Government Surveillance, Corporate Power and Public Resistance(『民主主義をスパイする:政府の諜報活動、企業の影響力と市民の抵抗』)の著者のハイディ・ボゴジアンに話を聞きます。普通の市民に対する監視活動の拡大や、企業が政府と協力して広範囲の情報源から集めた電子情報のデータマイニングを行っていることについて、ボゴジアンの分析をお願いします。

  • ヒットTVシリーズ「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」でマフィアのボス、トニー・ソプラノを演じたことで有名な人気俳優ジェームズ・ガンドルフィーニが、6月19日51歳で亡くなりました。その死を伝える報道ではガンドルフィーニの俳優としてのキャリアが中心に記述され、政治的活動について触れられることは殆どありません。ニューヨーク市でのガンドルフィーニの人気は、舞台やスクリーンでの演技だけでなく、地域メディアへのサポートや、戦争に対し批判的なドキュメンタリー制作の強力な支援活動のためでもありました。2010年にはHBOの、南北戦争からイラクとアフガニスタン戦争に至るまでの心的外傷後ストレス障害(PTSD)を描いたドキュメンタリー映画Wartorn: 1861-2010(『戦争に引き裂かれて:1861-2010』)を制作しました。ガンドルフィーニはまた、2007年のHBOのドキュメンタリー映画Alive Day Memories: Home From Iraq(『生きし者の記憶:イラクからの帰郷』)で、多数のイラク戦争の傷痍軍人にインタビューを行いました。同作品を共同監督したジョン・アルパートとマシュー・オニールに話を聞きます。

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