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2013年6月12日(水)

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  • アメリカ自由人権協会が国家安全保障局(NSA)の電話履歴収集のための秘密プログラムの件でオバマ政権を提訴しました。ここでは政府がどのようにして通話履歴から人々の交友関係や健康問題、ビジネス上の取引きや訪問先などを探り当てるのかを見てみます。オバマ大統領は政府は電話の盗み聞きなどしていないと主張しますが、サイバーセキュティの専門家スーザン・ランドーは政府が収集しているメタデータは実際の通話内容よりもはるかに多くのことを明らかにしてしまう恐れがあると言います。ランドーは数学者でサン・マイクロシステムズ社の技術者でした。Surveillance or Security?: The Risks Posed by New Wiretapping Technologies(『監視かセキュリティか?:新しい通信傍受技術がもたらすリスク』)の著者でもあります。

  • 国家安全保障局(NSA)の監視プログラムの概要を示す多くの機密文書を漏洩したエドワード・スノーデンの決断は様々な反応を引き起こしています。非難する者たちの間では、彼は「刑務所入りが当然の自意識過剰のナルシスト」(ニューヨーカー誌ジェフリー・トゥービン)であり「国家反逆」の犯罪者(民主党上院議員で上院情報委員会議長のダイアン・ファインスティン)と呼ばれています。一方、支持者たちにとってはスノーデンはヒーローであり、「安全のためという名目で、われわれの人間性が機械による盲目的な監視によって、ないがしろにされている。まさにそのことを」明るみに出してくれた人と言います(作家ダグラス・ラシュコフ)。 また、オバマ大統領は、スノーデンに「感謝してホワイトハウスの技術顧問の職を与えてしかるべき」という人もいます(『アメリカン・コンサバティブ』編集者スコット・マッコーネル)。本日は2人のゲストの討論を放送します。クリス・ヘッジズはネイション・インスティチュートの上級研究員でピュリッツァー賞受賞の元ニューヨークタイムズ外国特派員です。ジェフリー・ストーンはシカゴ大学法科大学院教授で、オバマを同大学院で憲法の授業をさせるため雇った人物でもあり、2008年にはオバマ大統領の個人顧問を務めました。

  • 50年前の今日、1963年6月12日、37歳の公民権運動家でオルガナイザーだったメドガー・エバーズがミシシッピ州ジャクソンの自宅のドライブウェイで暗殺されました。60年代初め、エバーズは全米黒人地位向上協会(NAACP)のミシシッピ州の初代現場責任者となり、隔離政策の終結や参政権の獲得のために戦い、黒人投票登録者数の拡大に奮闘し、企業の不買運動を率いたり殺人事件やリンチ事件に世間の注目を集めることに努力しました。エドガーの未亡人マーリー・エバーズ=ウィリアムズに話を聞きます。彼女は自分の夫を「すべての時代のすべての人間の自由のためにに全身を捧げ、そのための犠牲を厭わなかった男」として憶えていてほしいと言います。

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