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2013年6月7日(金)

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  • 国家安全保障局(NSA)がグーグルやマイクロソフト、アップル、ヤフー、フェイスブックなど主要インターネット企業9社の中央サーバーへのアクセス権を入手していました。暗号名PRISM(プリズム)というこの極秘プログラムは、英紙ガーディアンとワシントン・ポストが41ページに及ぶ上級情報分析官向けのトレーニング・プレゼンテーションのスライド数枚を入手して明るみに出ました。PRISMを通じてEメールやテキスト、オーディオ、ビデオ・チャット、写真、通信ログなどにアクセスする方法を説明したものです。グレン・グリーンウォルドは、「数億のアメリカ人、そして世界では数十億の人々が基本的に他の人との連絡をもっぱらインターネットに頼っています。いまや固定電話は何にしろほとんど使われない。なのでオンライン・チャットだとかソーシャルメディアのメッセージやEメールといえば、もう人間同士のコミュニケーションすべてをカバーしているといって過言ではありません」と言います。このニュースが発表されたのは、グリーンウォルドが6月5日付けの記事でNSAがベライゾンの顧客数百万人の通話履歴を収集していると報じた直後でした。「彼らの望みは、人が誰かと連絡を取り合うたびに、必ずそれを監視し、保存し、いつでもその記録にアクセスできるようにすることなのです」

  • 独占放送です。ナーセル・アルアウラキが、米国籍の息子アンワル・アルアウラキと十代の孫アブドゥルラフマーン・アル=アウラキを含む4人の米国人が無人機攻撃の犠牲になったことをオバマ政権が認めた後、はじめて声明を出します。イスラム教聖職者だったアンワルは2011年9月30日にイエメンで殺害されました。その2週間後、アンワルの16歳の息子アブドゥルラフマーンが別の無人機攻撃で死亡しました。「もし米国政府がアンワルの犯罪について具体的な証拠を示してくれれば、私は彼がサヌア(イエメンの首都)、あるいは米国に出頭して裁判を受けるように全力で説得したでしょう。けれども、それはただの嫌疑でしかなかったのです」とアルアウラキは言います。米国は息子を生かしたまま捕捉することも簡単だったはずだ、とも。アンワルの叔父で、イエメンのシャイフで部族長のサレフ・ビンファリードは、「私や私の家族が彼を引き渡すこともできたはずだ。だが彼らは一度も依頼してこなかった」と語ります。アルアウラキ一族の物語は本日公開の新作ドキュメンタリー映画Dirty Wars: The World Is a Battlefield(『汚い戦争:世界は戦場だ』)で大きく取り上げられています。監督はリチャード・ローリー、脚本はジェレミー・スケイヒルとデイビッド・ライカーです。

  • 無人機攻撃からアルマジャラの大虐殺まで、イエメン国内で米国が繰り広げる秘密軍事作戦が、本日公開のジェレミー・スケイヒルとリック・ローリーの新作ドキュメンタリー映画Dirty Wars: The World Is a Battlefield(『汚い戦争:世界は戦場だ』)で明るみに出ます。同名のスケイヒルの本は4月に発刊されています。イエメンに関してスケイヒルとこの映画で描かれる2人の重要なイエメン人に話してもらいます。ナーセル・アルアウラキは息子のアンワル・アルアウラキ師と16歳の孫を米国の無人機攻撃で亡くしました。サレハ・ビンファリードはイエメン人シャイフで部族長で、2009年に米国の攻撃で45人の一般市民が殺害されたアルマジャラの現場に最初に駆けつけた1人です。

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