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2013年5月13日(月)

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  • 歴史的な判決です。米国が支援したグアテマラの元独裁者、エフライン・リオス・モント被告に集団虐殺と人道に対する罪で禁固80年の有罪判決が言い渡されました。リオス・モントは、1982年の政権掌握後、グアテマラのイシル地域で1700人以上の殺害を指示したことに対し有罪を言い渡されました。元国家元首が自国内で集団虐殺で有罪判決を下されるのは初めてです。裁判官は、この犯罪に関係した「その他の全員」の捜査を直ちに行うよう、検察側に指示しました。オットー・ペレス・モリーナ現大統領は、当時、リオス・モント政権下で地域指揮官の任にあり、法廷の証言の中で他の人々と共に虐殺への加担が示唆されました。本日は、1980年代初頭に集団虐殺を大々的に報告し、この裁判を取材するために再びグアテマラを訪れた調査記者のアラン・ネアンに話を聞きます。ペレス・モリーナはCNNのインタビューの中で、集団虐殺が起きたことを否定しましたが、30年前にネアンに対して語った、イシルでの殺害で自らが果たした役割を認める発言を問い詰められました。「今回の判決は、人種差別に立ち向かう先住民族にとって画期的な突破口であり、文明における飛躍的進歩です」とネアンは語ります。さらにネアンは、この判決は米政府にも大きな影響を及ぼす可能性があると言います。「裁判官はリオス・モントの犯罪に関与した全ての人物について調査をさらに進めるよう命じました。ということは、グアテマラ軍の従犯、共犯だった米政府高官も対象になる可能性があります。資金、武器、政治的支援、情報を提供していた連中です。国際法およびグアテマラの法のもとで、彼らが起訴される可能性があるのです」

  • 地球がついに、ここ200万〜300万年ほど見られなかった気候の暗い節目に到達したと科学者が警告しています。米国海洋大気庁の報告によると、温室効果のある二酸化炭素の大気濃度が400ppmを超えました。400ppmという数字は、国連気候変動会議の重要な指標となっており、人為的な原因による地球温暖化を劇的に悪化させうる危険なレベルとして広く認められています。本日は、著名な気候学者で、ペンシルベニア州立大学の気象学教授、新著The Hockey Stick and the Climate Wars : Dispatches from the Front Lines(『ホッケースティックと気候戦争:前線からの報告書』)を執筆したマイケル・マンに話を聞きます。「地球の歴史で二酸化炭素の量が今現在と同じくらいだった時期をみつけようとすると、数百万年前まで遡らなければなりません。人類が加速度的な率で化石燃料を燃やし続け、今までどおりのやり方を続けたら、おそらく20年あまりで450ppmを超えてしまうでしょう。大気中の二酸化炭素の量がそこまで高まると、我々は、まさしく危険で後戻りのきかない気候変化と呼ぶべきものを生み出してしまうのです」とマイケルは警告します。

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