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2013年5月1日(水)

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  • オバマ大統領はグァンタナモ米軍事基地の収容所閉鎖に向けて努力を再開すると約束しましたが、閉鎖を最初に公約してからすでに4年以上経過しています。ホワイトハウスでの記者会見で、オバマは100人以上が無期限拘束されている事態は容認できないとしたものの、自由を求めてハンストを3ヶ月も続けている収容者たちに強制的に食物を摂取させることに関しては擁護しました。グァンタナモ収容者たちの弁護士たちはオバマの同収容所閉鎖の公約を歓迎しつつも、すでに移送許可が出ている86人の即時釈放や、オバマが自ら決めたイエメン国籍の収容者たちの本国送還への一時停止措置の解除などを直ちに実行するよう訴えています。憲法上の権利センター(Center For Constitutional Rights)の上級弁護士で、ハンストを行っているグァンタナモ収容者ガレブ・アルビハニの代理人でもあるパーディス・ケブリアイに話を聞きます。「オバマ大統領はグァンタナモに関する大変重要な声明を出したのはこれが初めてではありません。いま必要なのは行動です」とケブリアイは語ります。「グアンタナモ問題は米国の国家安全保障上の負担となっています。法的にも支弁護できませんし、道徳的にも間違っている。それは正義にもとっています。全世界がそのことを知っています。オバマ大統領も知っている。アメリカの人びとも知るべきです。グアンタナモは閉鎖するべきなのです」

  • 今日は世界中でメーデーの活動が行われますが、4月24日に起きた工場の建屋崩壊で400人以上が死亡し150人が行方不明となっているバングラデシュでも、職場の安全を求めて数千人の労働者がデモ行進を行います。この崩壊事故は衣料産業史上最悪の死亡事故であり、バングラデシュでは過去5カ月間で3度目の労働災害です。工場建屋の所有者は逮捕されており、バングラデシュの裁判所は建屋内にあった5つの縫製工場の所有者たちの資産を凍結しました。ここの工場労働者たちの大半の平均賃金は月額38ドル程度、時給にして21セント足らずを支払われて、西側諸国のアパレル企業に多くの製品を供給してます。労働者の権利活動家のリーダー的存在で世界労働人権研究所(Institute for Global Labour and Human Rights)所長のチャーリー・カーナガンに話を聞きます。「企業は、行動規約を降りかざしますが、そんなのはまったく無意味です。ただの紙切れにすぎません。労働者が求めているのは法的な裏付けをもつ権利です」とカーナガンは言います。「われわれは立ち上がってこう宣言すべきです、『アメリカに何でももちこめばいい。だが、児童労働や組合を組織する権利を与えられない労働者の手で作られた製品は断じてもちこまない』 と。それがバングラデシュの労働運動にもたらす影響は多大です」

  • 全米バスケットボール協会(NBA)のジェイソン・コリンズ選手が、自分がゲイであることを公表し今週のスポーツニュースの見出しを独占しています。彼は現役選手としてカムアウトした米主要スポーツ史上初の男性選手となりました。コリンズは自分のカムアウトはテニス界の伝説的選手であるマルチナ・ナブラチロワに触発されたとコメントしています。ナブラチロワは1981年にカムアウトし、同性愛者であることを公表した最初のスポーツ選手の1人です。彼女は4大国際大会で計59回の優勝を果たし、ウィンブルドン・シングルスでも9回優勝の最多記録を持ちます。本日はコリンズのカミングアウトとLGBTの人権問題でのもう1つの新たな成果、結婚と同様の法的権利を提供するコロラド州での同性間シビルユニオン(市民的結合)の法制化について、ナブラチロワに話を聞きます。ナブラチロワは1992年、コロラド州が州憲法修正を行い州法や地方条例が定める少数派への公民権保護を、同性愛者および両性愛者に拡大適用することを禁じた際に、その合憲性を問う集団訴訟の原告団に名前を連ねました。「コリンズ選手のカミングアウトは一陣のそよ風のようです。彼は先駆けになったのです」とナブラチロワは言います。「友だちや家族に対してカムアウトするにはものすごいガッツが必要です。大半のゲイにとって、カミングアウトは人生で最もトラウマを伴う経験なのです。彼の行ったことはゲイ・コミュニティにとって大きな貢献です。私は彼に感謝しています」

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