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2013年4月10日(水)

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  • ニューヨーク・タイムズのピュリッツァー賞受賞記者マーク・マゼッティが新著 The Way of the Knife : The CIA , a Secret Army , and a War at the Ends of the Earth(『ナイフを使う方法;CIA、秘密軍隊、そして地球の果ての戦争』)で、世界の暗部で人間狩りと殺人のための機械と化しているCIAと米特殊作戦部隊の任務の変遷を追っています。それが新しいアメリカ流の戦争のやり方なのです。この本が暴いたものの中には、CIAがパキスタンの過激派ネク・ムハンマドを暗殺してやる見返りに、パキスタン政府が米国の無人機攻撃に同意した一件もあります。ネク・ムハンマドは米国にとっては標的ですらありませんでした。パキスタンとアフガニスタンにおける武力衝突とそれに対するワシントンの反応についてのマゼッティの報道は2009年のピュリッツァー賞に輝きました。その前年も彼はCIAの拘留尋問プログラムに関する報道で同賞の最終候補者となっています。

  • アミラ・ハスはガザ地区や西岸地区で20年近くも生活しそこから報道を続けている唯一のユダヤ系イスラエル人のジャーナリストです。このところ彼女には脅迫や嫌がらせメールが洪水のように送られ、彼女の訴追を求める声さえもあがっています。それは彼女がイスラエルの暴力的な占領に対するパレスチナ人たちの権利を擁護する記事を書いたからです。ハスはパレスチナ人の若者たちがイスラエルの兵士に向けて投石するのを「外国による支配の対象となっている者たち誰もが持つ生まれながらの権利と責務だ」として擁護しました。「パレスチナ人たちに対して毎日どれほどの暴力が使われているのか」という事実をイスラエル人たちは否定し続けているのだとハスは言います。「自分たちの暴力について、暴力を振るわれる側にはそれに抵抗する権利があるということを聞きたくないのです」。本日はハスをスタジオにお招きし、その記事に対する反応と最近の米国務長官ジョン・ケリーの同地域への訪問について話してもらいます。和平交渉の再開とパレスチナ経済の解放を謳いながらも、オバマ政権は占領の現状を維持したいと思っているのだとハスは言います。

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