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2013年1月18日(金)

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  • アルジェリアで発生した事件はここ数十年で最大とされる国際的な人質事件の1つです。いまだに少なくとも22人の外国人人質の安否が不明です。隣国マリでのフランスによる空爆に反発するイスラム主義武装勢力がリビア国境近くの天然ガス施設を占拠したものです。17日にアルジェリア軍が人質になった作業員解放のためにこの砂漠のガス関連施設を急襲した際、何人が死亡したかも不明のままです。一方、オバマ政権はマリでのフランスの軍事作戦を直接支援していることを認めました。政策研究所(Institute for Policy Studies)の外交政策専門部(Foreign Policy In Focus)の共同部長エミラ・ウッズに話を聞きます。

  • 伝説的な 自転車レーサー、ランス・アームストロングが17日、公の場で初めてドーピングの事実を認めました。ツール・ド・フランス7連覇という彼の記録もすべて運動能力向上薬のおかげで勝ち取ったものだと話したのです。彼は有名テレビトークショー・ホストのオプラ・ウィンフリーのインタビューで、何年にもわたってドーピング疑惑の告発をムキになって否定してきたにもかかわらず勝利を確かなものにするためにいかに禁止薬物の乱用を続けてきたかを語りました。スポーツ記者デイブ・ザイリンは、「私が取材してきた自転車選手たちは薬物使用をあたかも延命薬のように話すのです」と言います。「そうした事情はあるにせよ、その解決法はもちろんドーピングをすることじゃあありません。解決法はスポーツの改革です。コースをより安全にする努力をし、自転車選手たちの組合を作ってその総意がきちんと聞こえるようにすることなのです」

  • ノートルダム大学の花形ラインバッカーでチーム主将であるマンタイ・テオがメディアの脚光を浴びています。彼が付き合っていたと言われるガールフレンドがそもそも存在していなかったと報道されたからです。その彼女は白血病で死んだとされ、彼女のために彼は最高のフットボール選手になろうと決めたと言われていました。ノートルダム大学はこの作り話問題で調査を始めましたが、一方で2010年にフットボール選手が犯したとされる性的暴行問題での大学の対応は鈍いと、スポーツ記者デイブ・ザイリンは批判しています。19歳の犠牲者リジー・シーバーグが自殺した後になってようやく、フットボール部は問題の調査を始めました。「リジー・シーバーグのために流す涙はなく、暴行被害を受けたと主張する匿名の他の女性たちにも涙はなし。なのにマンタイ・テオには同情いっぱい」とザイリンは言います。「これはもうノートルダム大学の文化そのものを表しています。『戦うアイルランドフットボール魂』というカネになるブランドが何よりも大事というわけです」

  • 米国で数百人の女性たちが妊娠を理由に逮捕され強制的に望まない医療措置を施され刑務所や精神病施設に収容されていることが新しい調査によって明らかになりました。全米妊娠女性擁護団(National Advocates for Pregnant Women)の調べによると、ロー対ウェイド裁判が決着した1973年から2005年前に妊娠女性たちの身体的自由が奪われた事例が413件見つかりました。さらにそれ以降でも少なくとも250件以上の強制的診療が行われています。あるケースではワシントンDCの重病の女性に対し裁判所が意に反した帝王切開を命じていました。このケースでは女性も赤ん坊も死亡しました。他のケースではオハイオ州の判事が、女性が中絶手術を受けられないようにと彼女を収監していました。全米妊娠女性擁護団の創設者で事務局長のリン・パルトロウに話を聞きます。「妊娠女性よりも先にその胎児のための弁護人を指名していたケースがあります。女性自身は拘束されていて弁護士にも面会できないでいたのです」とパルトロウは言います。「女性たちが宗教的な理由で拒否しているのに手術を命じたケースもあります。妊娠女性にももちろん宗教の自由はあるが、それは胎児や胎芽にとって最善と信じられるものを阻害しない場合に限られると言い渡した裁判もあります」。この新調査結果は中絶の権利を認める歴史的な最高裁判決となったロー対ウェイド裁判から40年目の前夜に発表されました。その権利はそれ以後も攻撃にさらされています。

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