グアンタナモ収容所を閉鎖すると公約をしてから4年、そして同収容所の設立から11年経って、オバマ大統領は、悪名高いこの収容所から米国本土へ連邦資金を使って被収容者を移送することを禁じる国防権限法(NDAA)に署名しました。グアンタナモに残っている166人の囚人のうち、86人はすでに釈放の許可が与えられています。オバマは、NDAAの更新に署名したものの、グアンタナモに関する条文には異議を唱えており、署名声明の中にこれらの条文を無効にする権限を維持すると述べています。しかし「憲法上の権利センター」(the Center for Constitutional Rights)の法務部長バハール・アズミは、オバマの発言は結局、単なる“報道用発言”にすぎないと言います。
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