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2013年1月3日(木)

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  • インドで、23歳の学生を走行中のバス中で誘拐、集団レイプ、殺害したとして男性5人が正式に起訴されました。被害者の女性は12月16日に起ったレイプで必要なほど激しい傷を負い腸管移植を受けましたが、結局、重度の臓器不全で死亡しました。「怒りと憤激が、積もりに積もった結果だったと思います」と、性的暴力への反対デモまとめ役の中心である「全印進歩的女性協会」(All India Progressive Women’s Association)のカヴィタ・クリシュナンは、この事件がインドで激しい抗議を巻き起こした理由を説明します。「ごく普通の行動をとっていた女性が、被害者でした。友人と映画を観た後、バスで帰宅する途中で被害にあった。これが非常に多くの同情を集めました。大勢の人が自分のことのように感じたのです……。みな、名も知らぬ今回の被害者に、強い繋がりを感じたのだと思います」今回の集団レイプ事件で、インドの他の性的暴力事件にも注目が集まっています。インド全体の犯罪統計によれば、インドでは20分に1人の女性がレイプ被害にあっています。「進行中の社会的、経済的、文化的変化による影響も考察すべきすべきだと思います。グローバル化や、人口の移動、消費拡大、簡単に手にはいるメディア表現などです」とボストンのマサチューセッツ大学女性学助教授エローラ・チャウドリーは言います。「こうしたあらゆる変動の結果、都市部で起こるさまざまな変化とジェンダー力学が互いに刺激しあって、ジェンダー力学そのものの変化をも引き起こしているのです。」

  • 少なくとも111名の死者が出たバングラデシュの縫製工場火災の後、ウォルマートは同社の衣料品納入業者の安全対策改善を約束しました。しかし工場内で発見された監査報告書は、ウォルマートへの供給プロセス自体に根本的な問題があり、そのために安全環境の改善が回避されてしまう仕組みを明らかにしています。ニューヨーク・タイムズ紙の労働関連記者スティーブン・グリーンハウスは、最新の調査記事、"As Walmart Makes Safety Vows, It’s Seen as Obstacle to Change"(「安全改善を誓ったウォルマート 自ら変革の障害に」)の中で、「ウォルマートの主要な監視会社、監査会社のひとつは、こう認めました。『われわれは、工場に非常口が設置されているかや、屋外非常階段、耐火処理、防煙処理のされた屋内非常階段の有無でさえ確認しません。この工場には屋外の非常階段も、屋内の火災用非常階段もない』。」と報じています。

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