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2013年1月2日(水)

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  • 激しい攻防を繰り広げた「財政の崖」にひとまず終止符が打たれました。米上院がすでに可決していた法案が下院でも1日夜可決されたのです。その内容について経済学者ジュリエット・ショアに聞きます。同法案をめぐり、今後、連邦支出と債務に関して、民主党と共和党の間で、激しい戦いがまき起こるのは必至で、「エンタイトルメンツ」と呼ばれる社会保障や医療、失業保険などの政府給付制度への支出が、論議の焦点になると予想されます。「政府は国がやる必要があることに支出すべきです」とショアは言います。「クリーンエネルギーの枠組みへの移行に支出するべきなのです。」 ショアはボストン大学社会学経済学教授で、True Wealth: How and Why Millions of Americans Are Creating a Time-Rich, Ecologically Light, Small-Scale, High-Satisfaction Economy(『真の富:数百万の米国人が、時間的には余裕をもち、エコロジーにやさしく、小規模で大満足の経済を作ることができる理由』)の著者です。

  • 350.org 創立者ビル・マッキベンとジャーナリストのクリスチャン・パレンティが、地球温暖化立ち向かう方法について議論します。2013年を気候変動に関するバトル「ゼロ年」と呼ぶ人もいます。2012年が、北極海の氷河の融解・縮小、巨大ハリケーンサンディ、フィリピンの大型台風など、異常気象の年だったためです。米国は昨年、史上最高の気温を記録し、大規模干ばつや森林火災が多発しました。大統領選の公開討論会では、2大政党候補者のいずれも気候変動の話題を避けました。しかし選挙後すぐに、マッキベンと350.orgは、化石燃料業界を「我々の惑星の生存を脅かす社会の敵ナンバー1」とよび、各地をまわり彼らと対決する集中キャンペーンを展開しはじめました。ツアーは終わりましたが、彼らが始めた「化石燃料投資撤退」キャンペーンは拡大しています。環境活動家の多くは、運動の新たなフロンティアになるとしてこのキャンペーンを歓迎し、投資撤退運動は拡大しているものの、その効果については疑問の声も上がっています。「数学上の問題:350orgの炭素投資撤退運動は充分か?」という記事を最近書いたパレンティもその一人です。この運動に関する、マッキベンとパレンティの議論をお届けします。 マッキベンは、バーリントン・フリープレスから「2012年のバーモント州 民」に選ばれた、Eaarth: Making a Life on a Tough New Planet(『Eaarth: 厳しい新惑星で生きる』)の著者です。パレンティはスクール・フォオ・インターナショナル・トレーニングで持続可能な開発に関する教授で、Tropic of Chaos: Climate Change and the New Geography of Violence(『回帰線の混乱:気候変動と暴力の新地理学』)の著者です。

  • 39才で早世した著名な環境活動家、熱帯雨林行動ネットワーク(RAN)事務局長のレベッカ・ターボトン を追悼します。彼女は休暇中のメキシコで水難事故に遭い死亡しました。RANの初の女性事務局長だったターボトンは、2012年5月にデモクラシー・ナウ!出演し、山頂除去採炭と呼ばれる石炭採掘方法の主要出資者 であるバンク・オブ・アメリカに対する反対運動について話しました。ターボトンの友人でもある環境活動家ビル・マッキベンがその功績を次のように追想しました。キーストーン・エ クセルパイプライン中止運動に関して、「ベッキー(レベッカ)はタールサンド反対運動に最初から関わったグループの1人でした。このように気骨があり聡明ですばらしい、若い環境活動リーダーはそう簡単には出てこないでしょう」

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