オバマ大統領が予算問題での合意に達するためにホワイトハウスで議会リーダーたちと最後の努力に臨みます。デモクラシー・ナウ!は、今期で議会を去る民主党下院議員デニス・クシニッチと「財政の崖」について話します。期限までに合意に至らなければ6000億ドルの歳出削減と増税が1月1日に自動的に発効します。ただしこの増税は必ずしも固定したものではありません。新議会が来年発足してから遡及的にこの措置を取り消す法案を可決することもできます。「間違った方向に進んできたんです」とクシニッチ議員は言います。「どうして雇用創出による景気浮揚について審議してこなかったのか? ある程度の失業率は、経済を正しく機能させるために必要だとして容認されてきたようです。それによって企業は賃金を低く抑えられるからと。そんなことは戯言です。私たちが作り上げた経済的な悪習が、数千万のアメリカ人を陥れているのです」
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています