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2012年11月9日(金)

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  • 米国史上はじめて、コロラド州とワシントン州が嗜好用のマリファナ使用を合法化することになりました。コロラド州では、許可を得た特別店での1オンス(約28グラム)までのマリファナ購入及び、自宅で大麻6本までの栽培を21歳以上の成人に許可する修正案64号に有権者の52%が賛成しました。一方、ワシントン州では住民発議案502号が、10%ポイント差で可決されました。マリファナ合法化支持者は、今も大麻を危険なドラッグとみなす連邦政府との今後の対決に備えています。「州単位、市単位で、有権者が『連邦政府がその方針に固執しても、我々が求めていることは違う』と表明すれば、その声は連邦政府にも届き、政策も変わると期待しています」と、シカゴの独立系新聞シカゴ・リーダー紙のミック・ダムキ記者は言います。またダムキは、最近シカゴ市議会が少量のマリファナ所持は違反切符で済ませてよいとの条例を通過させましたが、地区によっては警察は未だ逮捕を止めていないと報じます。

  • 米国史上最も多額の資金が費やされた大統領選挙が終わりました。司会者のタビス・スマイリーと、大学教授で活動家でもあるコーネル・ウエストに、オバマ大統領の再選についてと、二期目には国内外のどのような政治的課題の取り組みを望むかを聞きました。現在米国では6人に1人が貧困に苦しんでいますが、連邦議会選挙の候補が選挙に使った資金は、それぞれの所属政党とスーパーPACなどの外部組織の支出と合わせて総額60億ドル以上に達しました。ウエストとスマイリーは、新作The Rich and the Rest of Us: A Poverty Manifesto(『金持ちとそれ以外の私たち:貧困マニフェスト』)を共同執筆しました。ウエストもスマイリーも、著名な革新派の人々は、オバマ大統領の実際の実績を見て見ぬ振りをしていると非難します。「強く要求する者がなければ、オバマ大統領は取引に終始して、改革には取り組まないでしょう」とスマイリーは言います。「今こそ行動に出るべきだ。調整するのは、もうお終いです。真の改革派を目指すなら、かなり危険も犯すことになる。でもこれまでオバマ大統領は、そういう姿勢はとってこなかったと思います」。ウエストは、著名なオバマ支持者の一部は「貧しい者や働く人々など無視できたらと思っている。そんな形でオバマ政権を擁護する人がいるのは悲しいことです」と語ります。

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