巨大ハリケーン「サンディ」は東海岸を直撃し、大規模な冠水と被害をもたらし、米国で少なくとも16人、カリブ海諸国で60人以上が死亡、そしてノースカロライナ州からマサチューセッツ州にかけて700万人以上が停電の被害を受けました。ニューヨーク市では、一部で13フィート(約4メートル)の高さまで浸水し、多くの地下鉄駅が冠水し、停電をもたらしています。「サンディ」は10月29日夜、温帯低気圧になった後、ニュージャージー州アトランティック・シティ付近に上陸しました。しかし、「サンディ」はハリケーン並みの風雨をもたらし、米国史上最大級の嵐となりました。内陸部は吹雪で、アパラチア山脈一帯は大雪に見舞われ、ウエスト・バージニア州とメリーランド州の州間高速道路の大部分が閉鎖されました。推定被害総額は今のところ、最高200億ドルに達しています。デモクラシー・ナウ!のツアー中のエイミー・グッドマンがソルトレイクシティから、ニューヨーク市の停電に見舞われているスタッフと協力し、嵐の被害と東海岸の核施設への潜在的リスク、地球温暖化とのつながりについて最新情報と解説をお届けします。「ウェザー・アンダーグランド」の気象部門責任者、ジェフ・マスターズからも話を聞きます。
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