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2012年10月12日(金)

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  • ヨーロッパ連合(EU)が、ヨーロッパ大陸の統合という歴史的な役割によってノーベル平和賞を受賞しました。ノーベル賞委員会のトルビョルン・ヤグラン委員長は、EUがヨーロッパを「戦争の大陸から平和の大陸へと変身させた」と讃えました。ヨーロッパの多くの国が経済危機に直面しEUの将来にも影を落としている時期だけに、この選考結果は多くの人たちを驚かせています。この1週間だけでも数千人のギリシャ市民が、ドイツのアンゲラ・メルケル首相のアテネ訪問に抗議行動を起こしています。ギリシャ、スペイン、アイルランドに対し極端な緊縮経済政策を強要してきた人物だからです。ロンドンのタリク・アリに話を聞きます。アリは政治評論家で歴史家、活動家、そしてニュー・レフト・レビュー(The New Left Review)誌の編集者です。「決定を聞いて吹き出してしまいました。ノーベル平和賞の委員会を運営しているのは基本的にノルウェーのくたびれきった元政治家たちで、いつも必ずガックリするような決定で笑わせてくれます」とアリは言います。「EUの経済政策が大量の失業を生み出し、欧州のどこの国でも本格的な階級分裂を引き起こしているというのに、よりによってこの時期にEUにノーベル平和賞だなんて。ギリシャの街頭ではEUの押し付けた政策で大変な暴力沙汰が起きてるんですよ……これってもう完璧なジョークですよ」

  • 我々の「拡大版候補討論会」の特別シリーズの続きです。昨夜に行われたジョー・バイデンとポール・ライアンによる「公式版」の討論会から外された2人の第三政党副大統領候補を含めて討論会を開きます。緑の党(Green Party)のチェリ・ホンカラと正義の党(Justice Party)のルイス・ロドリゲスの両候補です。大統領選を含む総選挙まであと数週間、バイデンとライアンは11日の夜に一回きりの副大統領候補討論会で対決し、ABCニュースのマーサ・ラダッツの司会で外交及び国内政策をめぐって互いを鋭く攻撃し合い、火花を散らしました。ラダッツの質問も厳しく、在リビア米領事館での米国人死亡事件、税制、メディケア(高齢者向け医療保険)、社会保障制度、財政赤字、テロとアフガニスタンなどについて2人を問い詰めました。ラダッツはまた、カトリック教徒である両候補に対し、個人的な信仰が人工中絶に関する意見にどう影響しているかも問い質しました。ロムニー大統領候補の個人資産も話題に上りましたが、貧困や地球温暖化、移民、銃規制、米国の驚くべき投獄率の高さなど、触れられなかったテーマも多々ありました。デモクラシー・ナウ!は本日、同じ質問の多くをホンカラ候補とロドリゲス候補にも投げかけて、副大統領候補討論会に新たな声を加えようと思います。デモクラシー・ナウ!は10月3日の大統領候補討論会に際して、オバマ大統領とミット・ロムニー候補の回答の後で音声を止め、緑の党のジル・スタイン候補と正義の党のロッキー・アンダーソン候補の回答を生放送で差し挟むという手法で、「サウンドバリア」を破る試みの初回を放送しました。

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