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2012年10月11日(木)

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  • ロスアラモス国立原子力研究所の前からお送りする10月11日の特別番組では、ニューメキシコ州と放射能とのこれまでの関わりを検証します。第二次世界大戦で使用された原子爆弾はこの地で設計と開発が行われましたが、同州は現在でも米国の巨大核兵器備蓄庫としての役割を演じています。2人のゲストをお迎えしました。ジェイ・コーグランは「ニューメキシコ核監視の会」(Nuclear Watch New Mexico)会長、そしてロスアラモスの元審査および監査官を務めたチャック・モンターニョは、米国内で最も重要な地位を占める核兵器研究所における浪費と不正行為に注意を呼びかけ、内部告発者となった人物です。

  • ニューメキシコでは長期に渡りアメリカ先住民の土地でウラニウム採掘が行われ、核産業に必要な原料を提供するとともに、残された大量の選鉱屑と原子力発電所の放射性廃棄物貯蔵地となってきた歴史があります。今でもつづくウラニウム採掘の破壊的影響について、「ウラニウム採掘に反対する東ナバホ・ディネ」(Eastern Navajo Diné Against Uranium Mining)のリオナ・モーガンに話を聞きます。同グループは、ウラニアム採掘の影響を受けた地域コミュニティの、水、空気、土壌、健康を守るための活動を懸命に行っています。また「ニューメキシコ核監視の会」(Nuclear Watch New Mexico)のジェイ・コーグランと、ロスアラモスの元審査官チャック・モンターニョにも話を聞きます。

  • ニューメキシコ州に住む人々は、環境的により健全な生活スタイルを創り出すことで、ロスアラモスが持つ核との関わりから、自分たちを切り離そうと努力しています。その努力の先端にいるのが異端児建築家マイケル・レノルズです。彼は過激なほどに持続可能な生活を追及したアースシップ・バイオテクチャー(Earthship Biotecture)と呼ばれる手法を開発しました。彼が建てる太陽光発電を使用する住宅は、自然素材と、アルミ缶、ペットボトル、使用済みのタイヤなどのリサイクル資材でできています。自家発電を行うこれらの住宅では、太陽光や風力タービンを使うことによって、公共のライフラインや化石燃料への依存を最小限に抑えます。ニューメキシコ州タオスで、レノルズに自作の持続可能な住宅を披露してもらいました。

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