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2012年8月31日(金)

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  • 30日のフロリダ州タンパの共和党全国大会でミット・ロムニーが同党の大統領候補指名を受諾しました。ロムニーの受諾演説から抜粋を放送します。2人のゲストから感想を聞きます。クレイグ・アンガーはこのほど出版されたBoss Rove : Inside Karl Rove’s Secret Kingdom of Power(『ローブ親分:カール・ローブの秘密権力王国の内側』)の著者です。もう1人は大会会場からリポートしていた独立系ジャーナリストのアルン・グプタです。

  • 今週行われた共和党全国大会で、作家クレイグ・アンガーが最新作の主題となった人物と直接対決しました:共和党の政治戦略家カール・ローブです。新著 Boss Rove : Inside Karl Rove’s Secret Kingdom of Power(『ローブ親分:カール・ローブの秘密権力王国の内側』)は米国で最も強力な政界の黒幕となった彼の変身を追っています。そのローブにアンガーが共和党予備選でのローブの役割を質問した際、ローブは怒りをこめてアンガーの新著を批判し始めました。

  • 共和党全国大会最終日の夜、なかなか珍しい演説がありました。あまりに注目を浴びたのでその後のロムニーの大統領候補指名受諾演説がかすんでしまうのではないかと心配されたほどです。ダーティー・ハリーの演技とその決め台詞「 Go ahead, make my day(やってみろ、おれの最高の日になるぜ)」で知られるクリント・イーストウッドが、まったく台本なしと思われる、11分間のだらだらした演説を行いました。この82歳の俳優が壇上で、自身の横に置いた空っぽの椅子にオバマ大統領が座っていると仮定して話し掛けるという趣向の演説でした。

  • 3年間の調査の末、司法省はCIAが身柄拘束した囚人たちの死亡と拷問に関して誰の起訴も行わないと発表しました。司法省が調べていたのは2人の囚人の死亡にまつわる事案です。1人はイラクで、もう1人はアフガニスタンで死亡しました。ガーディアン紙のコラムニストでブロガーのグレン・グリーンウォルドに感想を聞きます。

  • ミット・ロムニーが正式に共和党の大統領候補指名を受諾する演説をしているあいだ中、コードピンクの活動家4人が、政治からカネを排除して民主主義に戻れというメッセージを発して妨害を繰り返しました。コードピンクは今週この大会で毎日抗議活動を行ってきました。この前夜の副大統領候補ポール・ライアンの演説のときもそうでした。彼らはそれ以外にも、米国内の銃を使った暴力事件や海外での軍事介入に反対する行動を行い、共和党による「女性に対する戦争」に対しても抗議してきました。昨晩のロムニー演説を妨害した2人の活動家に話を聞きます。レイ・アビリアはコードピンクの共同事務局長、メディア・ベンジャミンは同団体の共同創設者です。

  • 共和党全国大会の会場に30日夜、ニューヨーク州代表団の1人として保守派の億万長者デビッド・コークが座っていました。デモクラシー・ナウ!の司会者エイミー・グッドマンが質問をぶつけました。「ミスター・コーク、野放しの富の集中は民主主義を損なうと思いませんか?」。コークがそれに答えようとしたとき、彼の周りの他の代表や警護要員たちがつぎつぎ立ち上がって2人の間に人間の壁を作ったのです。立ち上がった中の1人はエド・コックス。ニューヨーク共和党の議長でリチャード・ニクソン元大統領の義理の息子に当たる人物です。最後にはグッドマンは「警備の問題」を理由に通路を空けて立ち去るよう求められました。

  • 8月30日の夜、ステージに向かい通路を歩く途中でミット・ロムニーが握手をした人々の中には、保守派の億万長者で選挙への大型寄付者でもあるデビッド・コークもいました。しかしテレビ中継を観ていた数千万人の視聴者がその瞬間を目にすることはありませんでした。1階のフロアにいたデモクラシー・ナウ! はそれをカメラに収めましたが、大手テレビ局はロムニーとコークが握手する一瞬前に、興奮ぎみの2人の若い女性支持者の映像に切り替え、次に会場の頭上からのショットを映しました。それから映像は通路をさらに先に進みながら握手をつづけるロムニーにまた切り替えられ、ロムニーはステージに上りました。デビッド・コークと兄のチャールズ・コークの関連諸団体は、2012年の選挙に向け4億ドル近くを投入する予定です。この夜、ニューヨーク州代表団の一員として席に座っていたデビッド・コークに、デモクラシー・ナウ! のエイミー・グッドマンが質問しようとしました。コークは口を開きかけましたが、代表団の他のメンバーと周りの警備員が一人また一人と起立して人間の壁を作り、グッドマンが近づくのを阻みました。

  • 共和党全国大会が行われたフロリダ州では、「スタンド・ユア・グラウンド(正当防衛)法」が、今年はじめに武器を持たぬ黒人少年トレイボン・マーティンが自称自警団員ジョージ・ジマーマンに射殺されて以来、激しい批判の対象となっています。この事件を期にさらに強固にスタンド・ユア・グラウンド法を支持する人もいます。党大会会場ではエイミー・グッドマンが、同法を最も声高に支持するフロリダ州代表団一員で共和党フロリダ州支部憲法修正第2条を守る会(the Second Amendment Chairman for the Republican Party of Florida)会長のビル・バンティングに話を聞きました。

  • 共和党全国大会が行われた今週はじめ、CNNの黒人女性カメラマン、パトリシア・キャロルに対し差別的な行為をしたとして、参加者2人が会場から追い出される事件がありました。目撃者によると、2人はCNNのキャロルに向かいナッツを投げ「動物に餌づけするときには、こうするんだ!」と大声で言ったといいます。事件が起こった大会のフロアにエイミー・グッドマンが戻り、この件についてアラバマ州代表団のトム・パワーズに話を聞きます。ミット・ロムニーに対する黒人の支持率についても質問しました。

  • 連邦裁判所は8月30日、投票前の写真つき身分証明書提示を有権者へ義務づける異論の多いテキサス州の法律をめぐる重要な裁判で差し止めの判決を下しました。裁判所は、同法は数十万人のマイノリティーの投票を妨げる可能性があるとしました。この法律で、低所得の可能性の高いアフリカ系アメリカ人とヒスパニック系アメリカ人が、いちばん打撃を受けるとする証拠を挙げました。テキサス州は最高裁判所へ上告する予定としています。少なくとも16州が、2012年の選挙に影響を及ぼす可能性のある、投票を制約する法律を通過させています。この件について詳しい2人のゲストをお迎えしました。全米黒人地位向上委員会弁護基金(The NAACP Legal Defense Fund)訴訟部委員長エリザ・ボディは、投票者ID提示法により選挙権を失う可能性のあるテキサスの大学生2人の弁護人を務めます。ネイション誌のアリ・バーマン記者は、投票者の権利について取材しています。

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