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2012年8月13日(月)

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  • 共和党大統領候補のミット・ロムニーは、ウィスコンシン州選出のポール・ライアン下院議員を副大統領候補に指名しました。本日はウィスコンシン州の2人に、7期目の下院議員であるライアンの経歴と、賛否両論のある哲学者アイン・ランドに影響を受けているその思想について話を聞きます。「ロムニーにとって必ずしも愚かな選択ではありません。これは極端な選択です。共和党全体の位置をウィスコンシン州共和党よりに規定することになります。反労働組合の色合いが強く、教育や公共サービスの大幅削減に積極的な姿勢を示し、投票者IDやその他、我々の民主主義をいかに成功させ、うまく機能させるかという問題に関して、大変好戦的な立場です」と、ネイション誌の政治記者ジョン・ニコルズは語ります。ライアンは下院予算委員会委員長で、むこう10年で連邦政府支出を5兆ドル以上削減するという、賛否両論の予算案を立案した人物です。「ライアンの大きな強みは、予算と経済を理解しているとみられていることです。しかしよく観察すると、彼は本当には理解していません」とザ・プログレッシブ誌の編集者マシュー・ロスチャイルドは話します。民主党側は、ライアンが考案したメディケア、メディケイド、社会保障制度(ソーシャル・セキュリティ)の改革は、最低生活保障制度の主要な要素を本質的に解体するものだと反論しています。

  • ミット・ロムニーが新たに発表した副大統領候補ポール・ライアンの、女性のリプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する女性の自己決定権)に関しての過去の発言を考察します。ライアンは、強姦や近親相姦を含むいかなる状況においても、母体に危険が及んでいる場合も含めて、中絶に反対しています。受精卵を1人の人間とみなすとする定義を支援する通称「パーソンフッド修正案(人間の生命に関する修正案)」をライアンが擁護していることを米国家族計画連盟も、批判しました。ライアンは、保守的なミシシッピー州でさえもが昨年11月に拒否した「Sanctity of Human Life Act(人間の命の尊厳法)」の共同提案者であり、米国家族計画連盟への資金援助の打ち切りにも賛同しています。ライアンはメディケイドを解体し、オバマ政権の医療費負担適正化法(Affordable Care Act)を廃止しようとしています。「ライアン議員は女性から医療の選択権を取り上げるか否かを決定すべき人物は自分だと考えていますが、これは私たち女性にとって、たいへん困った事態です」と本日のゲストで米国家族計画連盟ウィスコンシン擁護者連合(Planned Parenthood Advocates of Wisconsin) の公共政策責任者ニコール・サファルは語ります。

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