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2012年8月8日(水)

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  • オバマ政権の新しい政策では、米国に連れてこられた時点で16歳未満の子供であった約130万人近くの在留資格の無い移民(undocumented immigrants)の国外退去処分を阻止することができます。このプログラムが有効となる
    2012年8月15日以降は、30歳以下の学生で一定の条件を満たせば、国外退去処分に対して2年間の猶予を与えられます。DREAM法(The Development , Relief and Education for Alien Minors Act=外国人若年層開発・救済・教育法)の活動家マルコ・サーベドラに話を聞きます。サーべドラはフロリダの勾留施設に潜入し、同施設に拘留中の移民の解放を求める運動を起こしたことで先週末、再度逮捕されました。ニューヨーク移民連合(New York Immigration Coalition)のトレーニング・ディレクター、トム・シーにもこのプログラム「幼年期入国者への留保措置(Deferred Action for Chilhood Arrivals)」の影響について話を聞きます。

  • カリフォルニア州リッチモンドのシェブロン石油精製所の大火事で、900名以上の住民が病院で手当てを受けました。8月6日、一連の爆発から激しい火事となり、煙が噴出したことで、数万人に上る付近の住民は窓もドアも閉めたまま自宅で待機するよう指示されました。現在は沈静化したとシェブロンは発表しています。リッチモンド市長で緑の党所属のゲイル・マクラグリンに話を聞きます。マクラグリンは火事の原因を徹底的に捜査すると言います。「この地域には、長い間シェブロンと戦ってきたコミュニティがあります。私は彼らの代表であることを誇りに思います」。リッチモンドで環境正義を求めるグループ「より良き環境を求めるコミュニティ(Communities for a Better Environment)」を組織するアンドレ・ソトにも話を聞きます。同会は、シェブロンの環境影響報告書の内容に関して同社を訴えたことがあります。「シェブロン側は話し合いの席に着くことも拒否し、課税が正当であるか、コミュニティーの環境保護が行き届いているか、環境正義など、広範囲の問題についてもコミュニティと誠意を持って協議することを拒否しました」とソトは言います。

  • 昨晩、テキサス州は54歳の死刑囚マービン・ウィルソンを処刑しました。ウィルソンには知的障がいがあり、大人になっても親指しゃぶりをやめなかったとという証言は無視される形になりました。彼の弁護士は、ウィルソンのIQテストの結果は61で、責任能力の基準値を9ポイント下回るため、そのテスト結果を考慮すれば、知的障害者の処刑を禁ずる2002年の最高裁の判決に基づき、死刑を免れるべきだ主張しました。ウィルソンは単独の薬を使用した薬物注射により、テキサスで死刑執行された2人目の死刑囚です。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、ルネ・フェルツに話を聞きます。フェルツはテキサスに重点を置き、長いあいだ死刑について取材し、同州で今も行われている発育障害のある囚人の処刑について取り上げてきました。フェルツは有名な作家ジョン・スタインベックの息子がテキサス州を非難する声明を読み上げました。声明はテキサス州がステインベックの小説『二十日鼠と人間』の登場人物レニー・スモールを、知的障がいをもつ被告が死刑に処せられるべきか否かを判断する基準として使っていることを厳しく非難しています。

    「スタインベック家を代表し、本日予定されているマービン・ウィルソン氏の死刑執行を大変、遺憾に思います」とトーマス・スタインベックは書いています。「レニーという登場人物は、決して、知的障がいのような医学的状態の診断に使われることを意図して書かれたものではありません。そのような発想自体、大変侮辱的で、法外で、滑稽であると共に、大変な悲劇だと思います。もし私の父ジョン・スタインベックが生きていたら、激怒し、自分の作品がこのような使われ方をしたことを恥じいることでしょう」

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