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2012年8月1日(水)

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  • 作家て劇作家でもあった活動家ゴア・ヴィダルが86歳で亡くなりました。20以上の小説と5本の脚本を書き、国民的作家であるヴィダルは、米国の歴史と政治を記録した最も著名な作家の1人でした。彼は米国社会の社会的不公正に対する批判に著述活動を捧げました。2004年にはデモクラシー・ナウ!にも出演し、憲法起草の時代にさかのぼって、米国での民主主義の役割について話しました。

  • 米連邦議会の捜査で、米国が資金提供したカブールの病院が患者たちを「アウシュビッツさながら」の状態で放置していたとされる人権侵害問題の捜査を、アフガニスタンにいるトップの米将軍がやめさせようとしたことが明らかになりました。米陸軍の内部告発者が2010年に撮影した写真を公表しましたが、そこにはダウド病院でひどい状態で放置された飢餓状態の患者たちが写っています。同病院はアフガンの軍人の治療にも当たる同国医療体制の要とされる病院です。写真にはひどくやせ衰えた患者たちが写っており、壊疽(えそ)や、傷口にウジのわいている患者も見えます。これを隠蔽しようとしたのは、ウィリアム・コールドウェル陸軍中将で、アフガン駐在の米国最高司令官の1人です。コールドウェル中将は年間112億ドルを費やすアフガン訓練プログラムの司令官でした。ローリングストーン誌の寄稿編集者で、今回のこの問題を詳細に追及しているバズフィード(BuzzFeed)の記者であるマイケル・ヘイスティングズに話を聞きます。

  • ここ数カ月、アメリカ人は米国の郵政公社(郵便局)が支払い不能に陥っていつ破産してもおかしくない危機的状態であると警告されてきました。共和党が郵政の民営化を進める中、郵政公社は今日、初めての債務不履行に突入します。同公社は他のすべての政府機関と異なり、75年分の退職者用健康保険補助をわずか10年間で事前に資金建てすることを義務づけられています。オハイオ州選出の民主党下院議員デニス・クシニッチとニューヨーク大都市圏郵便組合のチャック・ズラトキンに郵政をめぐる戦いについて話を聞きます。「米国民は目を覚まし、郵便サービスに何が起きているのか知るべきです」とクシニッチは言います。「郵便サービスに組み込まれている基本的なコンセプトは、万人へのサービスです。貧乏であろうと田舎に住んでいようと、都市部に住んでいる人や裕福な人と同じサービスを受けられなくてはなりません」

  • オハイオ州選出のデニス・クシニッチ下院議員は今期で議会から引退します。彼が長年選出されてきたオハイオ州の議席が共和党主導の議席配分見直しで今年いっぱいでなくなってしまうからです。そのクシニッチがこれから彼の運動主体となる「クシニッチ・アクション」について話します。これは「個人が政治プロセスに関与する能力を育成するための新たな組織」です。また、ティーパーティー支援のテッド・クルズが州副知事のデイビッド・デューハーストを敗った7月31日のテキサス州共和党上院議員予備選についてもコメントします。

  • デモクラシー・ナウ!の特報です。頭文字を取ってDREAM法と呼ばれる「外国人若年層の開発・救援・教育法」(The Development , Relief and Education for Alien Minors Act)問題の活動家である、ビリディアナ・マルティネスがフロリダ州ポンパノ・ビーチの勾留センターから電話で参加してくれます。マルティネスは全国移民若者同盟(National Immigrant Youth Alliance)の在留資格の無い移民(undocumented immigrants)活動家グループの1人で、ブロワード移行センターで潜入調査を行い、オバマ政権のガイドラインでは本来釈放されるべき数十人の移民たちを見つけ出しました。これら不法と言われる移民のうち犯罪歴がない人、家族との強いつながりを持つ人など、国外退去処分で優先順位の低い人たちを除外するための対象者見直し作業は、いまのところ除外者の2%に満たないところで止まっています。デモクラシー・ナウ!のルネ・フェルツによるマルティネスへのインタビューのロングバージョンはここをクリックしてください。

  • 陸軍上等兵のダニー・チェンは、アフガニスタンで同僚兵士と上司にほとんど毎日人種差別的ないじめとされる虐待を受け、それが理由で自らの命を絶ったとされています。7月31日、チェンの部隊の3等軍曹であるアダム・ホルコムは過失致死罪では無罪となりましたが、より軽微な罪状で30日間の軍事刑務所での禁固刑を受けました。ホルコムはチェンの死に関して軍事裁判にかけられた8人の兵士うちの最初の被告です。ホルコム軍曹の軍事裁判を傍聴してきたばかりの2人のゲストに話を聞きます。チェンの一家の代理人で公民権団体OCA-ニューヨークの代表、さらに憎悪犯罪犠牲者とアジア系アメリカ人の公正なメディア表現のための活動家であるエリザベス・ウーヤン。そして「ダニー・チェン上等兵に正義を(Justice for Private Danny Chen)」というグループでボランティアで活動しているバッサー大学4年生のジュリア・チャンです。

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