« 前  

2012年6月25日(月)

  次 »
  • パラグアイ大統領フェルナンド・ルゴが、本人が議会クーデターと呼ぶ事態により失職しました。土地をめぐる衝突で警官6人、農民11人が死亡した事件を受け、大統領は社会秩序の維持に関して責任を追及され、パラグアイ議会は22日、39対4でルゴ大統領の弾劾決議を可決しました。元牧師のルゴ大統領はかつて「貧者の司教」と呼ばれ、農民の権利を擁護したことで知られています。アルゼンチン、ブラジル、ベネズエラ、チリ、そしてウルグアイ各国は、ルゴ大統領の追放を非難していますが、オバマ政権が新政権を承認するかどうかは、まだ表明されていません。本日は、Empire’s Workshop: Latin America, the United States, and the Rise of the New Imperialism(帝国の作業場:ラテンアメリカ、アメリカ合衆国、そして新帝国主義の勃興 )の著者でニューヨーク大学のグレッグ・グランディン教授(南米史)をお迎えし、話を聞きます。彼の新著、Fordlandia(フォードランディア)はピューリッツアー賞文学芸能部門歴史書の最終選考に残りました。

  • 史上最大の国連会議「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」が残念な結果で閉幕しましたが、本日は、カナダの生物学者、環境問題活動家、キャスターのデヴィッド・スズキに話を聞きます。世界40カ国以上で放送されているカナダ放送協会(CBC)の長寿番組「The Nature of Things(ネイチャー・オブ・シングス)」司会者として、スズキは、何百万人もの人びとに、地球の豊かな生物多様性と、人間が引き起こした地球温暖化が地球にもたらす脅威について伝えてきました。1990年には、持続可能な生態系に焦点を当てたデヴィッド・スズキ基金を共同設立し、2009年にはライト・ライブリフッド賞を受賞しました。本日は、サミットが開催されたリオ・デ・ジャネイロから、気候危機、ケベック州での学生デモ、強制収容所で過ごした幼少期、1992年の環境サミットで当時12歳だった娘のセヴァンが行った歴史的な演説について話を聞きます。「私たちは完全に自然界に組み込まれていて、自分たちの幸せ、そして生き残るために母なる自然に頼っているということをないがしろにしたら……そうしたら私たちは、国境、経済、企業、市場など人間が作り上げたものによって私たちの優先すべきことを駆り立てられ続けるでしょう。これらは、全て人間が作り出したもので、私たちの生き方を支配してはいけないものです。それは生物圏であるべきで、それは『地球は私たちに生命を与える母』だという考えを今も持つ先住民族がその指導者であるべきなのです。私たちが地球と生物圏を今扱っているように、自分たちの母親を扱わないでしょう」とスズキは語ります。

Syndicate content