« 前  

2012年6月20日(水)

  次 »
  • シャリーフ・アブデル・クドゥースがエジプトで高まる政治危機についてリポートします。前大統領ホスニ・ムバラクが生命維持装置をつけられているとの報道がかけめぐる傍ら、先週末の大統領選挙決選投票の結果をめぐっては両候補ともに勝利宣言を出しており、暫定統治を行っている軍最高評議会は自らの権限を強化しています。選挙結果の公式発表は21日に予定されています【訳注:選管はその後、23日以降に発表延期】。カイロのタハリール広場には19日夜、ムスリム同胞団が呼びかけた抗議集会に数万人が集まり、17日に軍部が立法権を掌握するとの布告をだしたことに怒りを表明しました。「現在、エジプトには憲法も議会も新大統領も存在しません。その新大統領の権力も制限されようとしています」とクドゥースは言います。「つまるところ軍最高評議会が、国権の主要部門を全て握ったのです……きっとこれが、この16カ月にわたる無意味な権力移譲プロセスにふさわしい幕切れなんでしょう」。

  • ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジが6月19日、ロンドンのエクアドル大使館に避難して亡命を申請しました。アサンジの動きは、性犯罪容疑の事情聴衆のためスウェーデンに引き渡されるのを避けるための、最後の賭けです。これに対して今日、ロンドン警察はアサンジが逮捕の対象であると発表しました。エクアドル大使館で宿泊したことで彼が保釈条件に違反したためです。アサンジの亡命申請は、スウェーデンへの引渡しが米国への移送につながる恐れがあるためです。米国に引き渡されれればウィキリークス関連の行動で起訴される可能性があります。アサンジ弁護団のマイケル・ラトナーは、「私見ですが、それはジュリアン・アサンジの政治活動に対する政治的な迫害であり、世界人権宣言の下での亡命申請手続きの要件を満たしています」と言います。エクアドル当局は、アサンジは「スパイ行為と反逆罪が死刑に処せられる国への」送致を恐れていると、明らかに米国のことを指して語っています。

  • 100各国以上もの指導者がブラジルに集結してリオ+20地球サミットが今日、始まります。国連史上最大の会議です。生物多様性と気候変動に関する協定を承認して地球を守ろうと約束した前回のリオデジャネイロでの国連地球サミットから20年、この間に食糧安保、水資源、地球温暖化そしてエネルギーといった分野での開発目標で達成されたものはわずかしかありません。今回会議での交渉者たちはすでに協定草案で合意して世界の指導者たちによる承認を待つ状態ですが、環境や貧困問題に取り組む多くの団体は協定草案が弱気すぎると批判しています。リオからグリーンピース事務局長クミ・ナイドゥーに話を聞きます。

Syndicate content