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2012年6月5日(火)

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  • 5月最終週と6月第1週の2週にわたる新たな連続攻撃の一部として3日間行われたパキスタン米無人機攻撃で、少なくとも27人が殺害されました。無人機攻撃が激化する1週間前には、米無人機攻撃による暗殺対象者の氏名や写真が掲載された「機密暗殺リスト」をオバマ大統領が直接監督しているというニューヨーク・タイムズ紙による報道があったところです。賞受賞経験があり、ロンドンが本部の「調査報道ジャーナリスト協会」(Bureau of Investigative Journalism)で無人機攻撃の調査を率いる、クリス・ウッズ記者にロンドンから話を聞きます。オバマ政権下の規定では、「事実上殺傷目標圏内とされている領域で殺害された成人男性はすべて、死後に身元が証明されない限り、テロリストなのです」とウッズは語ります。「このことは、我々のパキスタンやイエメンでの犠牲者についての報告と、信頼されている通信社が行っている報告の間の齟齬や、民間人は殺していない、あるいはほんの少ししか殺していないとするCIAの主張を説明するのに役立ちます。「民間人」の定義を曲げるという巧妙かつ効果的な方法を使い、民間人を殺害していないと自分自身を納得させて続けていれば、それはそのうち政策に影響を与え、さらに無人機攻撃の強化を後押しすることになるのです」とウッズは話します。また、最近の無人機攻撃が、「パキスタンでのCIAの攻撃数の大幅な増加だけでなく、ここ1年見たことのないほどの激しさを見せている」と指摘します。

  • 5月最終週、米政府は、オバマ大統領がポーランドの対独抵抗活動家、故ヤン・カルスキ氏に勲章を授与した際に使用した言葉に対し、ポーランドへ謝罪の意を表明しました。オバマ大統領は、文民最高位の勲章、「大統領自由勲章」の授与式で、ポーランドがナチスドイツの占領下だったことに言及せずに、「ポーランドの死の収容所」と発言しました。第二次世界大戦中、カルスキはナチスのユダヤ人大量虐殺の実態を世界に伝えました。彼はワルシャワのユダヤ人収容所を訪れ、ルーズベルト大統領と当時の最高裁判事、フェリックス・フランクフルターの前で目撃証言をするために訪米しました。1986年にアンドリュー・レズリー・フィリップスによって行われたカルスキのインタビューの一部をお送りします。

  • 5日、ウィスコンシン州で最も金が使われた選挙で、共和党のスコット・ウォーカー知事が彼の任期を満了できるかどうかが有権者によって決定されます。知事に対するリコール運動は、ウォーカー知事が公務員の団体交渉権剥奪、歳出カットを実施した2011年に始まりました。ミルウォーキーに中継をつなぎ、ウォーカーを支持する、ウィスコンシン法律・人権研究所(Wisconsin Institute for Law & Liberty)の代表で、マーケット大学法学部の非常勤講師のリチャード・エセンバーグと、バレット支持派、社会経済的正義を求める団体と地元の労働組合の同盟「ウィスコンシン市民運動」(Citizens Action Wisconsin)代表のロバート・クレッグの2人に、ウォーカー知事、対抗馬の民主党候補者のトム・バレット、公共部門の労働組合の役割、そして国にとってこの選挙は何を意味するのかを議論してもらいます。

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