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2012年4月24日(火)

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  • PBSの新しいドキュメンタリーが、 カリフォルニア州で米国境警備隊員らがメキシコ人移民にテーザー銃を発射し殴って死亡させたことを明らかにし、不処罰の文化と批判されている状況が見直されています。2010年5月、32歳のアナスタシオ・ヘルナンデス=ロハスは、サンディエゴ付近でメキシコから米国に入国しようとして拘束されました。彼はそれ以前に25年間米国に住んでおり、米国生まれの5人の子供の父親でした。しかし、ヘルナンデス=ロハスの拘束は、国外退去ではなく、彼の死という結果に終わりました。多くの国境警備隊員が彼を殴った後、隊員の一人が彼に少なくとも5回テーザー銃を発射したことが目撃されています。その直後に彼は死亡しました。隊員らは、ヘルナンデス=ロハスが敵意を見せ、逮捕に抵抗したので、応戦したと言っています。しかし、目撃者らが携帯電話で録画した、すでに公開された映像には、別の状況が映っています。「我々が話した目撃者は全員、基本的に同じことを言っています。手足を縛られ後ろ手に手錠をかけられた男は抵抗することなく、死亡するまでの約30分の間、警棒や足や拳で繰り返し殴られ、テーザー銃で撃たれたというのです」と、ジョン・カルロス・フレイ記者は言います。彼の取材は、PBSの番組「ニード・トゥ・ノウ」(Need to Know)と「ネイション・インスティチュート調査基金」(Investigative Fund of the Nation Institute)の共同調査の一環として4月20日に全米ネットの特別番組の中で放送されました。ヘルナンデス=ロハスの未亡人マリア・プガからも、通訳を通して話を聞きます。「私たちはただ正義を求めています。そしてその正義を得るためには、皆さんの助けが必要なのです。」

  • タビス・スマイリーとコーネル・ウエスト博士へのインタビュー第2弾の中で、労働者階級の家庭で育つということについて語ります。「成長する過程で多くの貧困を目の当たりにしました」と、13人の家族と共に寝室が三つのトレーラー住宅に住み、楽観的ではいられない時でさえも希望を持つことはできることを学んだというスマイリーは言います。「希望は助けを必要とする」と、スマイリーは指摘します。ウエストは、カリフォルニア州サクラメントで成長する過程で、地元の高校にアフリカ系米国人研究プログラムを設けるために、ブラックパンサー党と共にゼネストを組織することに取り組んだことを振り返ります。現在の時事問題を考察し、スマイリーとウエストは、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の「戦争は貧困者の敵」というコメントを引き合いに出し、イラク戦争と2012年の大統領選に使われた金と、いまや米国人の二人に一人が属する貧困層を援助するためのプログラム資金とを比較します。

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