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2012年1月20日(金)

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  • 来る22日の日曜のサウスカロライナ州予備選を前に、共和党の大統領選候補が19日夜、最後の討論会のためチャールストンに集結しました。討論会は、この日に起きためまぐるしい出来事の最後を飾ることになりました。というのもこの日は、テキサス州知事リック・ペリーが大統領選からの撤退を表明したのに続き、アイオワ州党員集会で1位を獲得したと見られたミット・ロムニーが票数の再集計で実はリック・サントラムに負けていたことが判明し、さらにニュート・ギングリッチの2度目の結婚生活での不倫についての新事実が明らかになったりしたからです。討論会の抜粋を放送するとともに、公民権活動家でサウスカロライナのコミュニティ・オルガナイザーであるケビン・アレグザンダー・グレイと、ダラス・モーニング・ニューズ紙の上級政治記者でBush’s Brain: How Karl Rove Made George W. Bush Presidential(『ブッシュのブレーン:カール・ローブがいかにしてジョージ・W・ブッシュを大統領にしたのか』)の著者ウェイン・スレイターに話を聞きます。

  • サウスカロライナ州予備選に向けて、共和党の大統領選候補たちの何人が人種問題に関する過去のコメントを批判されています。今週はニュート・ギングリッチがアメリカ先住民移転法の草案者であるアンドリュー・ジャクソン大統領を賞賛する一方で、オバマ大統領のことを「フードスタンプ大統領だ」と言ったことを自己弁護しました【訳注:先住民移転法は米東部居住の先住民部族を西部の特別保留区に移住させた法律。フードスタンプは黒人など低所得者用に配給される食料購入割引券で、そういう層の大統領だとの揶揄】。サウスカロライナの公民権活動家ケビン・アレクザンダー・グレイとベテラン政治記者ウェイン・スライターに、共和党がいかにして偏見に凝り固まった白人表を獲得するために人種をネタにした、伝統の「南部戦略」を採用してきたかを話してもらいます。「民主党がここに来るのは黒人層の支持を固めて投票用紙にパンチ穴を入れさせるため。共和党がここに来るのは黒人たちにパンチを食らわせるため」とグレイは言います。

  • 米国とパキスタンの間の緊張が高まり、パキスタンで軍事クーデターが起きる恐れもあります。パキスタン出身で英国に住む政治評論家で歴史家、活動家、映画監督かつ小説家でもあるタリク・アリが登場し、パキスタン国内の混乱、米国外交に対するパキスタンの姿勢、共和党の大統領候補指名争い、さらにイランへの軍事攻撃の見通しについて話します。「パキスタンの人々が苦しんでいるのは基本的に、オバマがアフガニスタンとパキスタンで戦争をエスカレートさせておきながら自分は責任を逃れられるという不遜な考えを抱いたためです。でも、彼の計画は頓挫しました」。

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