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2012年1月19日(木)

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  • > 何千というウェブサイトが24時間停止した18日の歴史的なオンライン上での抗議で、一組の反著作権侵害法案に対する議会での支持が弱まっています。米国外に拠点を持つウェッブサイトが、インターネットを使って、著作権のある作品を海賊版を作ることを防ぐためのものだとして、ハリウッドの映画会社、音楽出版社や主要な放送局は、同法案の成立を支持しています。「違法コピーのためだけに運営されているようなサイトのことをわれわれは問題にしているのです。こうしたサイトは、全国の個人作家が自分たちの創造した物から生計を立てることを妨害しているのです」と、著作権同盟(Copyright Alliance)のエグゼクティブ・ディレクターのサンドラ・アイスターズは言います。同同盟の会員には、全米映画協会、NBCユニバーサル、タイム・ワーナー、バイアコム、ASCAPやBMIが名前を連ねています。しかし同法案を批判する人々は、これらの法案は革新や投資、自由で開かれたインターネットの特質を抑制することによって、インターネットを大きく変えてしまうと言っています。「ウェキペディアはこのような法案の下では検索エンジンとして定義されます」とウィキペディアの共同創業者であるジミー・セールズは言います。「つまりこういうことです。われわれが、ザ・パイレートベイについて百科事典的に説明文を作成し、それが何であるかを説明して、実際にそのサイトに行って読者に自分で見てもらいたいだけのために、ウィキペディアがリンクを張るとそれは違法になる可能性があるのです。これはとんでもないことで、言論の自由からいって受け入れることはできません。」

  • オバマ政権はカナダのアルベルタ・タールサンドからメキシコ湾岸まで延びるキーストーンXLパイプラインの建設計画を拒否しました。19日、オバマ大統領は、ネブラスカ州のオガララ帯水層を避ける代替ルートを見直す時間が十分になかったため、トランスカナダのパイプライン建設計画の申込みを却下したと発表しました。オバマ大統領は来年まで決定を引き伸ばそうとしましたが、共和党は2月末までに決定することを強制する法案を成立させることで応えて来ました。環境団体はパイプライン建設の許可の却下を歓迎していますが、これでパイプラインをめぐる闘いが終わったわけではありません。トランスカナダは違うルートでの建設許可を再び申し込むことを既に表明し、オバマ大統領はパイプライン建設の「是非」ではなく時間的制約に基づいた決定をしたと言っています。ボールド・ネブラスカ(Bold Neblaska)のジェーン・クレッブと、過去半年にもわたってパイプライン建設に反対する大規模なデモをワシントンで主導した気候変動の専門家で、350ドット・オルグ(350.org) の創立者ビル・マックキベンに感想を聞きました。「反対に立ち上がった人々にとっての大いなる勝利です」とマックキベンは言います。「もしわれわれが街頭で運動をしなかったら、もしわれわれがこのことについての記録的な数の発言をしてこなかったら、石油産業はいつも通りとても悪いアイディアを押し通していたでしょう。」

  • 共和党のウィスコンシン州知事スコット・ウォーカーに反対する人々が、州投票による知事のリコールを要求する100万人以上の署名を提出しました。その100万人強の署名は、必要数54万のほぼ2倍で、米国歴史上最大のリコール要求になりました。ウォーカー知事は、ほとんどの公務員の団体交渉権を取り上げる問題の法律を押し通したことで、非難を浴びています。この100万人の署名は「前回、2010年の選挙で投票した人、と言うことは合理的に考えて、リコール選挙に投票に行く選挙民のほぼ半数と言うことになります」と、ネイション誌のジョン・ニコラスは言います。「ワシントンの共和党指導部の緊縮経済政策を採り入れて公務員を犠牲にした財政改革をもくろみ、彼らの組合を破壊しようとし、学校予算の削減を試み、それに成功したことで、(ウォーカーは)選挙に直面せざるを得なくなるのです。われわれは経済問題のもっとも根幹について住民投票をするということになります。」

  • 票の数え直しで、リック・サントラムがミット・ロムニーより34票優勢となりアイオワ州党員集会の勝者として宣言されました。この結果は、21日のサウス・カロライナ予備選勝利で共和党の指名争いを終えたいと考えている有力候補のロムニーの勢いを緩ませるかもしれません。「これは大きな出来事です」とネイション誌ワシントン特派員のジョン・ニコラスは言います。「ロムニーと比較すると、サントラムは一票あたりほんのわずかなお金しか費やしていないからです」

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