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2012年1月5日(木)

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  • オバマ大統領は議会を待つことなく、銀行や金融業界の行為から市民を保護するために設立された消費者金融保護局の初代の局長に前オハイオ州検事のリチャード・コードレイを任命しました。オバマ大統領のこの動きは共和党に真っ向から対立する者です。共和党は2010年に消費者金融保護局の創設を止めさせることに失敗した後、コードレイの指名を承認することを拒否し続けてきました。「共和党の反対はリチャード・コードレイの適性とは何の関係もありません。要は、共和党が消費者金融保護局を壊すことに固執しているのです。その固執の源には、ウォール街の政治献金と政治的影響力があります」と今回のオバマによる任命を支持する団体、パブリック・シチズン(the Public Citizen)の代表、ロバート・ワイズマンは言います。

  • 企業に無制限の政治献金を許すことになった、いわゆるシチズンズ・ユナイテッド判決への反発が全国的に広がっています。カルフォルニア州議会では、シチズンズ・ユナイテッド判決を覆す憲法修正案を作り、各州に承認を得ることを連邦議会に要請する決議案が上程されました。ニューヨーク市議会もちょうど同様の決議案を通過させたばかりで、同様の動きはロサンゼルス、オークランド、オルバニー、ボールダーにも広がっています。パブリック・シチズン代表、ロバート・ワイズマン、シチズンズ・ユナイテッド判決反覆要請決議案の起草にかかわりカリフォルニア州議会に提出したボブ・ウィエコウスキー議員と、ニューヨーク市議会議員で同様の決議案を提出したメリッサ・マーク=ビベリトに話を聞きます。「この法案は、全国で見られたウォール街占拠運動に対しする人々の共感に呼応していると思います。ウォール街の影響力によって政府が国民の大部分から乖離してしまったという思いです」とマーク=ビべリトは言います。

  • 共和党の大統領候補、ミット・ロムニーが過去に「企業は個人とみなせる」と述べたことに対し、4日にニュー・ハンプシャーで行われた選挙イベントで厳しい質問を投げかけられました。会場にいた参加者で「ボストンを占拠せよ」運動や「ニュー・ハンプシャーを占拠せよ」運動のメンバーだと名乗るマーク・プロボストがロムニーに、「この過去2年間において、労働者の賃金を直接犠牲にして企業の利益が過去最高の金額にまで達しました。今、米国は企業にとってはすばらしい場所のようですが、働いて生きていくにはますます絶望的な場所になってきています。そこで以前あなたがおっしゃった、『企業は人間である』という発言を『企業は虐待する人間だ』と言い換えてはどうでしょう」と問いかけました。

  • インディアナ州では4日、労働組合を組織する労働者の権利をめぐる攻防が勃発しました。民主党議員が退席したために、議会出席者数が不足となり、多数派の共和党が、民間企業の職場で、従業員に組合費やその他の費用の支払いを要求する組合契約を禁じる法案を押し通すことができなかったのです。この法案が施行されれば、メイン州、ミシガン州、ミズーリー州や他の州で以前同様の法案を推していた政治家たちに新しいい弾みをつけることになります。この法案は、労働組合に打撃を与え、より低い賃金と弱体した団体交渉権という結果をもたらすと民主党は言います。一方共和党は、その法案によってインディアナ州に新しくて必要とされるビジネスや雇用を引き付けることになると主張しています。スタジオに2人のインディアナ州議員に来てもらっています。共和党のビル・フレンドと民主党のクレッグ・バトルズに討論してもらいます。

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