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2012年1月3日(火)

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  • アイオワ州では、2012年大統領選の最初の実質的なテストとなる共和党員集会に有権者が向かう中、各候補のいわゆるスーパー政治活動委員会が資金提供する何百万ドルものネガティブキャンペーン広告が氾濫しています。「米国の政治の将来を見たいなら、アイオワ州でテレビをつけてみてください」と、ネイション誌の記者ジョン・ニコラスは言います。「もしこれが多額の資金を持つ主流派または中心的な共和党候補者に対立する候補者を引き摺り下ろすために闇雲にネガティブ広告が打たれるような状況なのだとしたら、非常に恐ろしい状況です。そして、我々がシチズンズ・ユナイテッド対連邦選挙管理委員会の判決(注:法人による選挙運動のための支出を禁じる超党派政治資金改革法の規定を憲法違反とした2010年1月の判決)に真剣に対処しないなら、政治はもっとひどく、はるかに有害な事態に陥るでしょう」。ニコラスは候補者とそれぞれの政治活動委員会は、アイオワ州で一票につき200ドルを費やしていると見積もっています。最新の世論調査によると、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が24%の支持率で、ロン・ポール下院議員とリック・サントラムをわずかにリードしています。ニコラスは、サントラムが12月最終週に“他の人のお金を黒人たちに与えることによって彼らの生活を良くする”ことはしたくないとコメントしたことが、いかに共和党の候補者たちがアイオワ州の多くのマイノリティーコミュニティへの働きかけに失敗しているかをよく表していると言います。一方、「占拠せよ」運動は、アイオワ州全域のイベント会場と共和民主両党の選挙運動本部で抗議を行うことによって、99%の人々の声を選挙戦に注ぎ込もうとしています。

  • ベストセラー作家でハーパーズ誌のコラムニスト、トーマス・フランクは、オバマ大統領が首尾一貫した進歩的な経済的代替案を提供できない中、右派の信条とする政策が大きな原因となった2008年の経済危機による後遺症が続いているにもかかわらず、右派が思いも余らなった再興を見せていると言います。フランクの最新刊の題名は、Pity the Billionaire: The Hard-Times Swindle and the Unlikely Comeback of the Right(『億万長者に哀れみを:右派による苦境における欺瞞と思いがけない再起』)です。「(2008年以降の保守派)は、専門家の忠告を受け入れませんでした。彼らは中道に移行せず、穏健にもなりませんでした。彼らはその逆のことをしたのです」とフランクは言います。「彼らは自分たちの中の穏健派を追放し、ティーパーティー運動と共に劇的に右寄りになり、2010年の選挙での素晴らしい成功を満喫したのです」。フランクは、保守派が2012年に成功するかどうかはまだ「誰にもわからない」が、オバマは「占拠せよ運動の一部のレトリックを使い始めるべき。彼は1%の人々について話し始める必要がある。彼は過去30年間に何が起こったのかとその理由を話し始める必要がある」と言います。また、ネイション誌の通信員ジョン・ニコラスに、アイオワ州での占拠せよ運動について話を聞きます。

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