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2011年12月28日(水)

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  • 今日は著名な小説家ラッセル・バンクスに話を聞きます。彼は2度にわたりピュリッツァー賞最終候補に残った作家で、労働者階級の生い立ちを背景に犯罪者や追放者や革命家たちについて書くことで知られています。「アル中や暴力などでガタガタになった家庭で育った子供としては、物語を創って話すということが、家族の輪の中だけでしていたことであっても、兄弟や周りの者たち、なにより私自身にとって、自分たちを救うための方法だったんですね。子供たちにとっては、さもなければ支離滅裂な人生にそうやって意味を作っていったんです」。バンクスには十数編の長編小説といくつかの短編集があります。Cloudsplitter (『雲を分つもの』)では革命的奴隷廃止論者ジョン・ブラウンに焦点を当て、『狩猟期』 (Affliction)ではパラノイアのアルコール依存症者を、また Rule of the Bone (『骨の掟』)では14歳の麻薬売人を主人公にしました。 バンクスの最新作 Lost Memory of Skin (『失われた皮膚の記憶』)は追放された民として社会に生きようとする性犯罪者の苦境を探検しています。

  • アラー・アブド・エル・ファタハは著名なエジプト人革命活動家でブロガーです。2カ月近い投獄の末にこのほど解放されました。ファタハは軍事法廷によって10月30日に投獄を命じられ、召喚されて暴力を扇動した罪で告発されました。彼はこの嫌疑を強く否定し、彼を民間人として裁こうとしている軍事法廷の合法性を受け入れず協力を拒んでいます。軍事政権体制に反対して続くエジプトの革命の苦闘と、エジプト最悪の刑務所の1つで過ごした彼の苦難についてファタハに話を聞きます。投獄されたことで彼は最初の息子の誕生に立ち会えませんでした。ファタハの裁判は、追放されたエジプトの前指導者ホスニ・ムバラクがカイロの法廷に今日戻ってくるのと重なっています。ムバラクは反ムバラクの民衆蜂起で840人以上が死亡した件で訴追されます。「次に来ることはさらに厳しく、さらに困難なものになりそうです」とファタハは言います。「しかしこの革命はエジプト及びアラブ世界すべてで権力秩序の再交渉が本当に完全に行われるまで終わることはないと思います」

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