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2011年12月15日(木)

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  • シリアでの死亡者数が増加し続け、シリアのアサド政権に対する国際的な圧力が高まっています。12月第3週、国連は、3月以来シリアの死亡者数は、数百人の子供を含め、5千人を超えたという推計を出しました。「アサド政権には、市民を民間人を殺す時間がまだまだ与えられています。」身の安全のために潜伏しているダマスクスの人権弁護士のラザン・ザイトウネは言います。「政府にはいつでもさらに人を殺すための新しい理由、新しい正当性があるのです。まるで全世界がシリアの状況がある点に到達するのを待っているかのようです。まるで、1日あたりの死者40人では政権に対して厳しい行動を起こすには十分ではないようです]

  • エリック・ホルダー米司法長官は、議論の余地があるような新しい法律を成立させた12以上の州において、投票の権権利を保護することを誓いました。主に共和党が後ろ盾についているこれら新法の支持者たちは、法律は投票の不正行為を撲滅するためにあると言います。「人は恐怖に突き動かされると、悪法を作るものです」と全米黒人地位向上協会(NAACP)の代表、ベン・ジェロスは言います。ジェロスは、彼が共同執筆した新しい報告書の中で、マイノリティの人口や投票者が増えたことに対し、これらの新法はマイノリティの投票権を組織的か包括的に攻撃していると言っています。ほかにも学生や前科のある人、老人などが影響を受ける可能性があります。10日に全米黒人地位向上協会はニューヨークで投票権擁護を謳う行進を組織するのを手助けしましたが、この行進は、億万長者で保守的な融資家のデービッド・コークとチャールズ・コークが投票ID法を通すためにどれほど融資したかを強調するため、コーク・インダストリー社前から出発しました。前ペンシルベニア州選出下院議員で非営利政治団体、共通の信条(the Common Cause)の代表ボブ・エドガーにも話を聞きます。エドガーは、選挙権と自由で開かれた選挙への国の責任を再確認する方法として、懸案の「欺瞞的行為と投票者威嚇防止法案」(the Deceptive Practices and Voter Intimidation Prevention Act)を支持しています。「米国は、連邦選挙法なしで連邦選挙をやっている世界でただひとつの国です」とエドガーは言います。

  • 12月初め、元死刑囚、故トロイ・アンソニー・デイビスの姉で、ジョージア州の活動家マルティナ・コレイアの葬儀が、彼女の故郷ジョージア州サバンナで執り行われました。コレイアは10年以上にわたる乳がんとの闘病生活ののち、44歳で12月1日に亡くなりました。コレイアは、彼女自身の命のために闘うと同時に、彼女は弟の命を救うためにも果敢にも戦いました。警官ではない9人の目撃者の内の7人の証言撤回をはじめとし、警察官マーク・マクフェイル殺害で有罪となった証拠に大きな疑惑があるにも関わらず、デイビスは9月21日にジョージア州で処刑されました。「彼女はとてつもなく大きな遺産を残してくれた」と全米黒人地位向上協会(NAACP)の代表のベン・ジェロスは言います。「マルティナは全米の若い活動家を鼓舞したのです」

  • 12月第2週、収監されているジャーナリスト、ムミア・アブ=ジャマールの何百人もの支持者が、彼が白人警察官殺害で逮捕されてから30年になるのを機にフィラデルフィアに集結しました。そのたった2日前には、フィラデルフィアの検察がアブ=ジャマールに死刑を求刑しないと発表したばかりです。アブ=ジャマール事件の展開について、全米黒人地位向上協会(NAACP)代表のベン・ジェロスにコメントをもらいます。「こんなにも法執行において保守的であったフィラデルフィアの検事であるセス・ウィリアムスが、理にかなって公正な要請を自分から積極的に言えると考えたという事実は、死刑への支持がトロイ・デイビスの処刑によって盛り返して以来の一番低いところまできていることの証です」とジェロスは言います。

  • 「ウォ‐ル街を占拠せよ」運動が引き続き記録的なレベルの富と収入の不均衡に抗議していますが、米国の経済はより民主的になっているのではないかと言っている作家に話を聞いてみます。15日のニューヨーク・タイムズ紙の論説欄で、ガー・アルぺロヴィッツは、われわれは、より民主的な所有形態に特徴付けられる経済体制への根本的な変化のさなかにいるのではないかと論じています。アルペロビッツによると、1億3千万人の米国人が何らかの協同組合のメンバーで、また1,300万人が労働者所有企業で働いているのだそうです。米国は、企業に支配された資本主義や、従来の社会主義とはかなり違った形へと向かっているとアルペロヴィッツは言います。「態度の変化がおきているようです。どちらも、今経済に何がおきているのかという非常に深い疑いで、それは占拠運動のおかげで目に見える形になりました。もうひとつの別の動きが言っているのは、『何が求められているのか、私たちはどこに向かっているのか』という問いです。これは、ある意味非常にアメリカらしい形での経済の民主化だと思います。」

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