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2011年10月18日(火)

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  • イランでかつて拘束されていた3人の米国人ハイカー、シェーン・バウアー、ジョシュ・ファタル、サラ・ショウルが、バウアーとファタルが刑務所から解放されてから1ヶ月足らずの10月17日、「オークランドを占拠せよ(Occupy Oakland)」運動の現場を電撃訪問しました。3人は2009年7月にイラン・イラク国境付近でハイキングをしていたときに逮捕されました。ショウルは2010年に解放されました。3人のハイカーたちは10月17日、「オークランドを占拠せよ」運動の場で、熱狂的な支持者たちによって歓迎されました。「一連の占拠活動はちょうど私たちが解放されたときにニューヨークで始まっていて、少しづつ耳に入ってきました。でもこの町[オークランド]に帰って来るまでは、この活動が重大なものだという実感はわきませんでした」とバウアーは言います。「この活動は重要です。そして私はそのことを誇りに思います。自分の町でこの活動が起こっていることを誇りに思います」。バウアーはまた、イランが彼の元弁護士ムサド・シャフィに対して圧力をかけていることを批判しました。シャフィは最近逮捕され、海外渡航権を拒否されました。

  • 米国務長官ヒラリー・クリントンは10月18日、リビアの首都トリポリを予告なしで訪問しました。クリントンは、リビアの国民評議会(NTC)の高官らと会談する予定です。クリントンが訪問したのは、NATOが支援する、NTC派の部隊がムアンマル・カダフィ大佐の最後に残った拠点の一つであるバニワリードをほぼ掌握したと明らかにした1日後のことでした。民衆蜂起開始から8ヶ月、リビアは不確実な未来に直面しています。42年間のカダフィ支配の後で、同政権の下で長く抑圧されてきたリビア国民は公然と声を上げています。しかし、カダフィを根強く批判してきた人たちでさえ、前途は多難であると述べています。リビア国内からの独占レポートで、デモクラシー・ナウ!の特派員アンジャリ・カマトと、ビック・ノイズ・フィルムズのジャッキー・ソーヘンが、リビア人元亡命者ら、リビア人人権活動活動家ら、NTCの議長ムスタファ・アブドルジャリル、反乱軍によって拘束された囚人らなどから話を聞きます。

  • マサチューセッツ工科大学の名誉教授で、世界的に有名な言語学者で政治的反体制派のノーム・チョムスキーが10月17日夜、ニューヨーク市のバーナード・カレッジで、イスラエルとハマスが歴史的な捕虜交換で合意する数時間前に、イスラエルとパレスチナ紛争について語りました。「[イスラエル兵のギラド・シャリート]は、ずっと前に解放されるべきだったと思います。しかし、今回の顛末からは何かが欠けている。パレスチナ人女性たちの姿はないし、解放されるパレスチナの囚人たちはどうなのか、彼らがどこから来たのかといった話については何も論じられていないのです」とチョムスキーは言います。「それについては言うべきことがたくさんあります。例えば、2007年に米国と欧州連合とイスラエルがアラブ世界で唯一の自由選挙による議会を解散させることを決めたときにイスラエルによって誘拐され投獄されたパレスチナ人選出議員らが今回の解放に含まれるのかどうかといったことを我々は知らないし、少なくともニューヨークタイムズ紙には書かれていません」。チョムスキーはまた、米国出身のアンワル・アウラキ師がイエメンで最近米国によって暗殺されたことについても語ります。「もともとそれほど大勢いなかった批判者ですが、そのほぼ全員が、アウラキはアメリカ市民だったという理由をあげて、今回の暗殺を批判したり、承認したりしています」とチョムスキーは言います。「つまり、アウラキは、意図的に殺される容疑者や巻き添え被害の犠牲者たちとは違い、人間扱いをされるわけです。ほかの犠牲者は我々が道を歩くときに踏んづける蟻のような扱いです。彼らはアメリカ市民ではないから人間ではない、だから自由に殺害されてもいいという論法です」。

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