ウォールストリート金融危機の結果として全米で次々と反組合法案が提出されていますが、多くのアナリストたちはいま、数多い受賞歴を持つジャーナリストで作家のナオミ・クラインが2007年に発表したベストセラー、The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism(『ショック・ドクトリン:惨事活用型資本主義の台頭』)の中で初めて論じた理論を採り上げ始めています。同書の中で彼女は、権力者たちがいかに危機を利用して非民主的で極端な自由市場経済政策を推し進めようとするかを暴き出しました。「ウィスコンシン州での抗議はどうやってこのショック・ドクトリンに抵抗するかと言う素晴しい手本だ」とクラインは言います。
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