有名な在留資格の無い移民(undocumented immigrants)運動家の逮捕は、移民の問題を運動の最前線に引き出しました。14日、カリフォルニアで、フランシスコ・"パンチョ"・ラモ ス・スティールは、「オークランドを占拠せよ」野営地への早朝の襲撃中に、オスカー・グラント・プラザで瞑想中に逮捕されました。保釈金を積んで仮釈放と思いきや、パンチョは、地元の刑務所からの逮捕情報を連邦移民機関と共有する「安全なコミュニティ」プログラムにより、米国入国・税関取締局に身柄を引 き渡され、拘置されました。彼の支持者数千人が釈放を求める運動を開始しました。そのうちChange.orgの嘆願サイトはわずか24時間で 6,600件の署名を集めました。17日朝、パンチョは最終的にICEの拘置から釈放されました。カリフォルニア州のバークレーから、パンチョが番組に参加します。「人から『出身地はどこですか?』と聞かれるたびに 『地球という惑星です』と応えます。『国籍は?』と聞かれたら、『世界市民です』と応えます。これで少々、時間の猶予を稼げた。でも・・・いまでは指紋を 採られてしまった。結局、現状はこうなんです。より多くの診療所を建てたり、橋を修理したり、学校を増やしたり、 暮らしに意味をもたせたりするために資源を使わずに、1 パーセントの人達は資源を使って、平和な人々、非暴力の人々、調和のとれたコミュニティの建設を求める人々に嫌がらせをしています。」