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2011年8月23日(火)

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  • リビアの首都トリポリの一部では戦闘が続き、堅固に要塞化されたムアマル・カダフィの居住施設の外で反体制派がカダフィ政権軍と交戦していると報じられています。カダフィの息子セイフイスラムが拘束されたというリビア反体制派の国民評議会の発表は、8月22日夜に彼がトリポリの外国人報道陣の前に支持者らと共に姿を現したことで否定されました。国際刑事裁判所は、セイフイスラムは過去24時間、反カダフィ派の戦闘員らに拘束されていたと述べています。また、反体制派はカダフィの他の2人の息子も拘束したと述べましたが、証拠は示していません。一方、8月10日以降に行われた、戦闘機能を備えた無人機「プレデター」による17回の爆撃と、38回の有人空爆によって、米軍と北大西洋条約機構(NATO)軍が反体制派の首都突入に重要な役割を果たしたことを示す詳細が明らかになりました。米軍は4月1日以来、リビアに対し合計1210回の空爆と101回のプレデターによる無人爆撃を行いました。NATO軍は、カダフィへ圧力をかけ続けるとし、任務はまだ終わっていないと述べています。政策研究所の研究員フィリス・ベニスに話を聞きます。

  • カナダのタールサンド原油をテキサス州の石油精製基地まで運ぶ1700マイル(約2735キロ)のキーストーンXLパイプライン計画の許可を拒否し、クリーンエネルギーの発展を重視するようオバマ政権に求める抗議運動が続く中、8月22日、その運動に参加中の52人の環境保護活動家がホワイトハウスの前で逮捕されました。およそ2000人が、今後2週間にわたって毎日、ホワイトハウス前で座り込みやその他の市民的不服従運動への参加を表明しています。そのうち、8月20日以降すでに162人が逮捕されています。抗議運動には、カナダ先住民族のコミュニティやキーストーンXLパイプラインの計画ルート沿いの土地所有者らも参加しています。8月21日のニューヨークタイムズ紙の社説も、タールサンドからの原油抽出は従来の原油獲得方法よりもはるかに多くの温室効果ガスを排出することを指摘し、国務省にパイプライン計画の拒否を求めました。一方、このプロジェクトを支持する石油産業は、彼らが70億ドルという経済効果を生む提案をしているのだということを強調しています。キーストーンXLパイプライン承認へのオバマ政権の答えはまだ出ていませんが、ワシントンDCの拘置所で二晩を過ごし8月22日に釈放されたビル・マッキベンに話を聞きます。彼は、パイプライン計画中止を求める環境保護活動家、先住民コミュニティ、労働組合、科学的専門家らから成る団体タール・サンズ・アクション(Tar Sands Action)のメンバーです。「これだけ大規模で本格的な市民的不服従運動は、長い間の環境保護運動の中でも史上初です」とマッキベンは言います。

  • ローリングストーン誌の衝撃的な新レポートは、米国証券取引委員会(SEC)がアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)、ウェルズ・ファーゴ、リーマン・ブラザーズ、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、そして金融市場の大物ブローカーのバーナード・マドフをも含む米国最大級の銀行やヘッジファンドの書類を粉飾し、数千の調査記録を破壊したことを明らかにしています。アイオワ州の共和党上院議員チャック・グラスリーは8月第3週、一人の内部告発者が彼に、9000件以上におよぶ情報調査の詳細記録が不法破壊されたことを詳述した手紙を送ってきたと述べました。「SECがウォールストリートの犯罪を隠蔽?」と題した最新記事でこの件を暴露したローリング・ストーン誌の政治記者マット・タイビに話を聞きます。

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