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2010年5月11日(火)

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  • 英国では、5月第二週の結論の出ない総選挙以降展開している政治ドラマが新たな動きを見せています。5月10日、ゴードン・ブラウン首相は2010年後半に労働党党首を辞任する意向を表明しました。ブラウンは、保守党が政権に返り咲くことを阻止するため、対立する自由民主党との革新的な連立に向け、公式な交渉を始めることを発表しました。デビット・キャメロン党首率いる保守党は、5月第二週の総選挙で議席の大半を獲得しましたが、過半数にはいたりませんでした。長年にわたり政治コメンテーターと作家として活動しているロンドンのタリク・アリに話を聞きます。
  • 欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)は、ギリシャの財政危機が他のユーロ圏に飛び火することを回避するため、およそ1兆ドルの一括支援策を認めました。EUのトップらがギリシャの財政破綻を食い止めるための9600億ドルの支援策を承認した5月9日、欧州、アジア、米国で株価が急騰しました。一方、IMFとEUが融資と引き換えに要求した緊縮策は、引き続き代償を強いることになりそうです。ギリシャの二大労働組合は依然として改革に反対しています。そのうちの一つの組合は声明の中で「今回の危機は公的資金を略奪した人たちによって支払われるべきだ」と述べました。5月第二週、緊縮策に反対するおよそ10万人が大規模デモと24時間のゼネストに参加しました。

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  • リナ・ホーンは60年間、舞台、テレビ、映画の中で歌い続けてきました。彼女は大手ハリウッドスタジオが長期契約した最初の黒人女性でした。彼女は白人エンターテイナーたちと共演することによって人種的境界をなくすことを助けましたが、南部で映画が上映されるときにプロデューサーらが彼女の歌のシーンを削除することができるように、画面上では隔離されていました。彼女は1950年代に、俳優で公民権活動家のポール・ロブスンと公民権運動の指導者W.E.B.デュボイスとの親交のため、ブラックリストに載せられたことがあります。リナ・ホーンは1963年、歌手で俳優のハリー・ベラフォンテ、コメディアンのディック・グレゴリーと歴史的なワシントン大行進に参加しました。また、作家のジェイムズ・ボールドウィンとロレイン・ハンズベリーらが所属していたグループの一員として司法長官のロバート・F・ケネディと会い、人種差別廃止へのさらに積極的な取り組みを要請しました。パシフィカ・ラジオの過去の映像の中から1966年に行われたリナ・ホーンとの貴重なインタビュー映像を放送し、彼女の伝記を書いたジェイムズ・ガビンから話を聞きます。
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