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2009年9月9日(水)

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  • オバマ大統領は今夜、プライムタイムに全米放送される上下両院合同会議での演説で、自身が進める医療保険制度改革へ最後の追い込みをかけます。彼の演説は、各地でタウンホール・ミーティングが粉砕し、政府運営の医療保険を政府が運営する「死刑陪審団」と呼ぶなど、爆発的な発言が目立った議会の夏休み直後に行われます。しかし今日はカリフォルニア州の「死刑陪審団」の例を見てみましょう。これは全米最大の看護士団体が民間保険会社を指して使った呼び名です。新しく発表されたデータによると、過去7年間に、民間保険会社は5件に1件の割合で保険申請を却下してきたのです。カリフォルニア看護士協会/全米看護士組織委員会のチャールズ・アイデルソンに話を聞きました。
  • ナタリーン・サーキジアンは肝臓移植医療の申請を大手保険会社 シグナ(CIGNA) に拒否されて2年前に17歳で亡くなりました。彼女の母親ヒルダ・サーキジアンの話を聞きましょう。「私たちにはこの国でもっとよいチェンジが必要なのです。大統領がチェンジというなら、私は進んでそれをお手伝いしたい……大統領に面会したいと思います。自分の娘がいなくなってしまうというのがどういう感じなのか、大統領にも知ってもらいたいのです。娘さんがおふたりいらっしゃる大統領は、それを知るべきだと思うのです」とヒルダは言います。「いまこれを止めなければ、私のこの悲劇はどの家庭にも起きることになるでしょう」
  • カリフォルニアの刑務所には全米最多の約16万人が収監されています。これは定員の2倍以上の数。この過密収容に連邦裁判所は8月、同州に対しあと2年で刑務所人口を4万人以上減らすようにと命令しましたが、カリフォルニアは重篤な財政危機の真っ只中にあります。 カリフォルニア大学バークレー校のジョナサン・サイモン教授に話を聞きます。教授はGoverning Through Crime: How the War on Crime Transformed American Democracy and Created a Culture of Fear( 『犯罪を利用した統治:犯罪との戦争がいかにアメリカの民主制度を変貌させ恐怖の文化を創造したか』)の著者です。

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  • 現代の奴隷制廃止運動のリーダーでThe Slave Next Door: Human Trafficking and Slavery in America Today(『隣の奴隷:アメリカの今の人身売買と奴隷制』)の著者であるケビン・ベイルズに話を聞きます。ベイルズの推計によれば、現在約2700万人が奴隷的労働に就いています。これは人類史上最多の数字です。ベイルズはまた米国での現代奴隷制の摘発に協力してきました。米国には毎年、1万4000人から1万7500 人の人々が人身売買で送り込まれていると彼は見ています。アメリカ大陸発見と国家誕生からこのかた、いまあなたがこの文章を読んでいるこの瞬間まで、アメリカにはただの1日も、奴隷制が存在しなかったためしはない」と彼は書いています。

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