« 前  

2009年1月20日(火)

  次 »
  • 1月18日の日曜日、ワシントンのナショナル・モール公園で開かれた就任式記念コンサートで、数十万人が自己を同性愛者であることを公言しているジーン・ロビンソン主教の開会の祈りを聴きました。しかし、テレビ局HBOがその場面を放送しなかったため、全米で週百万人が彼の祈祷を視聴することができませんでした。オバマの就任委員会はロビンソンのスピーチはテレビ放送の中に含まれるはずであったとし、「間違いをお詫びする」と述べて謝罪しています。ロビンソンが時間枠を与えられたのは、ゲイの擁護者たちがオバマがリック・ウォーレン牧師を就任式の司祭に任命したことに抗議した後でした。ウォーレンはキリスト教福音派の指導者で、中絶と同性婚に反対しています。
  • 1月18日の日曜日のリンカーン記念堂でのコンサートは、伝説的フォーク・シンガー、ピート・シーガーがウディ・ガスリーの『我が祖国』を歌って締めくくられました。ブルース・スプリングスティーンとシーガーの孫のタオ・ロドリゲス・シーガーも参加しました。3人は、この曲のめったに歌われない歌詞の一部「"私有地"と書かれた看板を見つけた。でも反対側には何も書かれていなかった。そちら側は君と僕のためのもの!」も含めて歌いました。
  • 1月18日の日曜日のリンカーン記念堂での大規模なコンサートで、女優でラッパーのクィーン・ラティファはコントラルト(女性低音)歌手のマリアン・アンダーソンの話を紹介しました。アンダーソンは、白人だけで組織される米国愛国婦人会(DAR)によって、DARコンスティテューション・ホールで歌うことを禁止されました。アンダーソンはフランクリン・ルーズベルト大統領夫人のエレノア・ルーズベルトの支援によって、18 日にリンカーン記念堂で歌うことになりました。
  • ボブ・モーゼズは1960年代の公民権運動を代表する指導者の一人で、学生非暴力調整委員会(SNCC)の元活動委員長です。ニューヨーク・タイムズ紙はかつて「ミシシッピ州では、ボブ・ボブ・モーゼスはマーティン・ルーサー・キング牧師に匹敵する人物」と書きました。モーゼスは少数派の数学教育を改善するための組織、代数プロジェクト(the Algebra Project)の創始者でもあります。作家、詩人、活動家のアリス・ウォーカーは、1983 年に著書『カラーパープル』でピュリツァー賞を受賞しました。ウォーカーは、『母の庭をさがして』『喜びの秘密』等、数々のベストセラーを生み出してきました。

    ★ 字幕動画はこちら

  • 18日、ジェイミー・フォックス、マリサ・トメイ、デンゼル・ワシントン、クィーン・ラティファ、トム・ハンクスらスターが出演する2時間の就任記念イベントを見ようと、500万人がワシントンの中心部にあるナショナル・モール公園に集まりました。同イベントではスティービー・ワンダー、ピート・シーガー、ブルース・スプリングスティーン、U2、メリー・J.ブライジなどもパフォーマンスを行いましたが、2時間にわたるイベントのハイライトはバラク・オバマによるスピーチでした。
  • 20日には合衆国歴史上初めてのアフリカ系アメリカ人大統領バラク・オバマ、妻のミシェル、二人の娘マリアとサーシャがホワイトハウスに住み始めますが、その大統領官邸は黒人労働により建てられたものです。連邦議会議事堂、合衆国最高裁判所も黒人により建てられました。19日、我々はAP通信報道記者ジェシー・ホランドに話を聞きました。彼にはBlack Men Built the Capitol:Discovering African-American History In and Around Washington, D.C(『黒人が造った首都:ワシントンのアフリカ系アメリカ人の歴史発見』)という著書があります。
  • 非営利消費者団体パブリック・シチズンの調査によれば大企業からの資金提供をオバマ自身禁止しているにも関わらず、就任式のための寄付金のうち80%近くは、わずか200あまりの富裕な献金者からの提供によることがわかりました。その中にはシティ・グループ、リーマン・ブラザース、UBSアメリカ、ゴールドマン・サックス、ワコビアの経営陣が含まれています。
Syndicate content