「抵抗に根ざした要求」チリの国民投票はピノチェト時代の憲法の改正を圧倒的に支持

2020/10/28(Wed)
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【20/10/28/4】チリの最新情報をお伝えします。チリでは国民投票が行われ、ピノチェト独裁政権時代の憲法の改正を圧倒的多数の国民が支持しました。これを祝って、数万人が街頭に繰り出しました。2019年に社会経済的格差に対する大規模な抗議行動が国を揺るがし、社会改革への道に踏み出してからちょうど一年となります。チリ最大のフェミニスト擁護団体コルディナドラ・フェミニスタ8M(Coordinadora Feminista 8M)の広報担当ハビエラ・マンツィは、この国民投票は、何十年にわたり政治家たちが対応を拒んできたことを国民が実現させたものだ、と言います。ジャーナリストのパブロ・ビバンコにも話を聞きます。チリの新自由主義は、長年にわたりラテンアメリカで倣うべき手本と見なされつづけてきたと、パブロは言います。「今回の国民投票によって、チリ型モデルや新自由主義のうたい文句がウソだというメッセージが、ラテンアメリカ全域に発信されました」。

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