ジェニファー・ハーベリー 「グアテマラ人児童の国境での死は数十年にわたる米国支援の大虐殺に根差している」

2019/5/21(Tue)
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2018年12月以来、米国の国境警備隊による拘束後に死亡したグアテマラ人児童は5人にのぼります。人権弁護士のジェニファー・ハーベリーと共に、国境で起きている人道危機と、数十年にわたる中米への米国による暴力的介入との関係について検証します。ハーベリーの夫のエフライン・バマカ・ベラスケスはマヤ人ゲリラの司令官で、1980年代にグアテマラ軍に拘束され、その後行方不明となりました。長年にわたる探索活動の結果、彼女は夫の殺害と拷問の隠蔽に米国が関わっていたことを突き止めました。ハーベリーはグアテマラ軍について「私たちが彼らを訓練しました。私たちが彼らに拷問の技術を教えました。私たちが彼らに資金を提供し、彼らに武器を渡したのです」と、言います。「彼らは、彼らが以前に使ったのと同じ拷問技術と恐怖を使ってグアテマラを食い物にしています。そして再び、誰もが米国を目指して北へ押寄せているのです。」テキサス州エルパソに拠点を置く人権擁護団体「人権のための国境ネットワーク」(Border Network for Human Rights) の創設者で所長のフェルナンド・ガルシアからも話を聞きます。

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