拘束し虐待し医療処置を与えない トランプの移民政策が招く国境での児童死亡

2019/5/21(Tue)
記事番号: 
1

16歳のグアテマラ人の少年が5月20日、移民拘置所で1週間過ごした後、米国の拘束下で死亡しました。インフルエンザと診断されてからわずか1日後、カルロス・グレゴリオ・ヘルナンデス・バスケスはテキサス州ウェスラコの国境警備隊詰め所で死んでいるのが見つかりました。彼は病院には連れて行かれませんでした。国境警備隊に拘束されたグアテマラ人児童の死亡は2018年12月以来、これで5人目となります。2018年以前には、10年以上米国の移民当局の拘束下で子供が死亡したケースはありません。テキサス州エルパソに拠点を置く人権擁護団体「人権のための国境ネットワーク」(Border Network for Human Rights)の創設者で所長のフェルナンド・ガルシアと、テキサス州リオ・グランデ・バレーを拠点とし、人権弁護士を長年務めるジェニファー・ハーベリーに話を聞きます。

共有します