アンジェラ・デイビス 「BDS(ボイコット、投資撤収、制裁)争議はあったが私はバーミンガム公民権協会賞を受けたいと思う」

2019/4/30(Tue)
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アンジェラ・デイビスは2月、出身地アラバマ州バーミンガムへ帰郷しました。「バーミンガム公民権協会」(Birmingham Civil Rights Institute)からの「フレッド・エル・シャトルズワース人権賞」(Fred L. Shuttlesworth Human Rights Award)を受賞することが訪問の当初の予定でした。しかし、「バーミンガム・ホロコースト教育センター」(Birmingham Holocaust Education Center)が、デイビスがイスラエルの政府と機関を標的にした「ボイコット、投資撤収、制裁(BDS)」運動を支持していることを理由に彼女への賞の授与を再考するよう同協会の理事会に求める手紙を送った直後の1月に同協会は賞を撤回しました。同協会はその後すぐに幅広い抗議を受け、撤回の決定を覆し、賞を復活させました。アンジェラ・デイビスはまだ賞を受け取っていませんが、彼女はデモクラシー・ナウ!に賞を受けたいと話しています。しかし、これは彼女が個人的に決められることでもないとも言います。「私は現場の仕事をしている人たちにどうするか指示を仰ぐつもりです。」

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