ダラス・ゴールドトゥース:気候の混乱と先住民の権利侵害に融資する銀行を追及せよ

2019/4/22(Mon)
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アースデーを迎えた4月22日、世界中で何百万もの人々がこの日を祝いました。米国では先住民族が率いるパイプライン建設反対運動が続いています。運動を組織するダラス・ゴールドトゥースに聞きます。トランプ大統領は4月上旬、パイプラインプロジェクトの連邦レベルでの承認を容易にし、プロジェクトに対する州の規制を制限する大統領令に署名しました。北東部のコンスティチューション・パイプラインの許可に道を開く動きと見られています。ニューヨークは水質浄化法(Clean Water Act)に基づき、環境保全を理由にこのプロジェクトを拒否しています。気候活動家らはアメリカ自由人権協会(ACLU)とともに、サウスダコタ州の3本の法律はパイプライン反対運動家たちの米憲法修正第1条の権利(言論の自由等)を侵害していると主張し、連邦裁判所に提訴しています。先住民環境ネットワーク(Indigenous Environmental Network)のオルガナイザーであるゴールドトゥースはこの訴訟の原告の一人でもあります。

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