悲嘆にくれるフランス 数世紀の歴史を持つノートルダム大聖堂火災で破壊

2019/4/16(Tue)
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人々に愛されてきたパリのノートルダム大聖堂が大火災によって破壊され、フランスが揺れています。ノートルダム大聖堂は800年前に建造され、世界的に親しまれた史跡でした。パリジャンたちは、400人の消防士が炎を制御しようとしているのを呆然と見守るばかりでした。中には、祈りを捧げたり、宗教歌を歌う人たちも見られました。火災は、大聖堂の尖塔を奪い、境界内部の一部に被害を与えましたが、有名な中世の二本の塔と石の構造部分は焼け残りました。フランスの大富豪の二人の人物が合計で3000万ドル以上の再建支援を約束しています。欧州連合(EU)も、再建に協力すると誓いました。捜査当局は火災がどのように始まったかの調査を始めていますが、おそらく1800万ドル規模で行なわれていた修復工事に関連した事故が火元ではないかと述べ、放火の可能性はないとしています。ジョンズ・ホプキンス大学中世史のアン・レスター准教授に、ノートルダム大聖堂の、フランス及び世界の文化と精神生活における役割について話を聞きます。

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