新たな核軍拡競争:NATO設立70周年 核対決の脅威高まる

2019/4/8(Mon)
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北大西洋条約機構(NATO)が設立70周年を迎えた先週、米国では記念行事とともに抗議活動も行われました。トランプ大統領は記念日に乗じ、NATO加盟国に軍事費の増額を要求しました。トランプはイェンス・ストルテンベルグNATO事務総長と大統領執務室で会談し、ドイツその他のNATO加盟国に対し、軍事支出をGDP比2%から4%に引き上げるよう求めました。軍事支出の増額は、ボーイングなど米国の武器メーカーに利益をもたらすことになります。その一方、パトリック・シャナハン国防長官代行は現在、ボーイングに不適切な便宜を図ったとして捜査を受けています。シャナハンはかつてボーイングで30年にわたって働いていました。世界の安全推進を掲げる財団・プラウシェアズ・ファンドの代表、ジョー・シリンシオーネに聞きます。

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