詐欺 賄賂 嘘 : 司法省が大学入試不正で数十人の富裕な親やコーチなどを訴追

2019/3/13(Wed)
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「大学代表チーム・ブルース作戦」(Operation Vartisy Blues)。司法省が同省始まって以来、最大の摘発と呼ぶ大学入試不正の大規模な捜査につけた名前です。12日に、大学の運動部コーチ13人を含む50人が逮捕されました。逮捕理由は、エール、スタンフォード、ジョージタウン、UCLA、南カルフォルニア、およびウエイクフォレストの各大学に合格資格に達さない子弟を不正入学させるため富裕な両親が法外な賄賂を支払った不正入試に関わった容疑です。検察は33人の親を訴追しましたが、その中にはハリウッドスターのフェリシティー・ハフマン、ロリ・ロックリン、ローリンの夫でファッションデザイナーのモッシモ・ジャヌリ、世界で最大の投資ファンドの一つ「TPGキャピタル」の創設者の一人、ビル・マクグラシャンが含まれています。ハワード大学のカウンセリング心理学教授であり、「マイノリティーに高い教育を」(Quality Education for Minorities)の代表であるアイボリー・トールドソンから詳しく聞きます。彼の新著のタイトルは、No BS (Bad Stats): Black People Need People Who Believe in Black People Enough Not to Believe Every Bad Thing They Hear About Black People.(おかしな統計は不要:黒人が必要とするのは 黒人にまつわる悪い話を信じないで黒人を信じる人たち)です。

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